「太陽生命JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2025」第2戦を控えた25日午前、サクラxvは試合会場の秩父宮ラグビー場で前日練習。練習終了後、第2戦に先発するPR峰愛美(日体大)とCTB弘津悠、谷口令子アシスタントS&Cコーチの3人がメディア対応を行った。
弘津悠(ひろつ・はるか CTB、24歳、ナナイロプリズム福岡)

弘津悠
「私は国際舞台で通じるボールキャリーが課題なのですが、前回の試合では練習の成果を出すことができた。自分が行けると思ったら行くだけでなく、外のスペースも使えるよう外側の選手とコミュニケーションを取っていきたい」
――秩父宮での試合に特別な思いは。父(英司さん=神戸製鋼、日本代表でフッカーとして活躍。現リーグワン神戸のGM)の応援の思い出は?
「秩父宮でプレーするのは太陽生命で一度と、2年前のフィジー戦があったのでたぶん3回目だと思います。父の応援で来たことはありますが、秩父宮だけでなくいろいろな会場へ行ったので、秩父宮だから、という特別な感覚はありません。

ただ、ここまでくる過程で本当にたくさんの方にサポートしていただいて、そのみなさん全員がワールドカップでイングランドまで来てもらえるわけではないので、ワールドカップ前の国内最後の試合で自分がプレーする姿を見せられるのは嬉しいです」
――お父さんは1995年のワールドカップに日本代表で参加しましたがワールドカップ本番では試合でプレーできませんでした。その分、私が出るんだ、というような気持ちはありますか?
「そういうのはないです(笑)。父はシャイというか、自分のことは何も言わないし、私から聞くこともないです。プレーもほぼ見たことがないくらいで……いろんな方から『名選手だったんだよ』と聞かされるんですが(笑)」