女子セブンズラグビー国内最高峰レベルのサーキットシリーズ「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2023」第4戦・花園大会は2日目、30度を超す灼熱の中、順位決定トーナメントが行われた。前回大会4位のナナイロプリズム福岡は、プール戦2位で通過、2日目の初戦準々決勝は、YOKOHAMA TKMとの対戦となった。
前半、大橋聖香、永田花菜の2トライで10-0とリードしたナナイロは、後半2分、薮内あゆみのトライで17-0とリードを広げる。後半3分、TKM・新原響にトライを決められ7-17と10点差にされるも、後半6分、中村知春のトライで勝負あり。24-12で準決勝進出を決めた。
秩父宮大会、三重大会に続き、3大会連続で準決勝進出したナナイロ。準決勝の相手は、今大会調子をあげている東京山九フェニックス。前回大会では3決で対戦し15-5で敗れているが、秩父宮大会では同じく3決で対戦し21-17で勝利している。
今大会でも1点を争う接戦となった。前半4分、フェニックス、ケイトリン・シェイプに先制トライを許し0-5とリードされる。それでも前半ロスタイム、攻守が激しく入れ替わる展開でナナイロは、大橋聖香がゴール中央にトライを決めたときは前半10分だった。ゴールも決まって7-5とナナイロが逆転して前半を終えた。