香港代表とのアジアラグビーチャンピオンシップの第1戦を戦ったサクラフィフティーンこと、女子15人制ラグビー日本代表は9日から鴨川で強化合宿をスタートさせた。
香港との初戦を振り返って有水ヘッドコーチは「ワールドカップでベスト8入りするには、ワンランクもツーランクも『劇的に』かわらなければならない」とし。強みとしていた、セットプレー、スクラム、ラインアウトでの精度の大幅な改善を課題としてあげた。
「プレッシャーの少ない相手に対して、個人でゲインを切れた場面があったが、フランス、アイルランド、オーストラリア、という自分たちよりもフィジカルが大きく、プレッシャーのかかる状況で自分たちのカタチがどれだけできるかが大切」
とチームが乗り越えなければならない点をあげた。
今回の合宿では、「女子15人制強化合宿」と「女子TIDキャンプ(若手育成)」の合同形式をとる。「TIDキャンプ」には第1戦で出場した選手たちも多く含まれている。
来週の香港との第2戦だけでなく、ワールドカップスコッドをかけたセレクションが行われることだろう。