10月8日(木)から10月16日(金)まで、来年の東京五輪に向けて男子SDS(セブンズ・デベロップメント・スコッド)20名ほどが鹿児島で合宿を行っている。10月9日(金)、その中から、リオ五輪にも出場した37歳のベテラン・副島亀里ララボウラティアナラ選手がオンラインで報道陣に対応した。
――コロナ禍で、難しかったことやフラストレーションがたまったことは?
正直な話、東京五輪が(開催の)3ヶ月前に延期になった。1年伸びたのは結構、長い。延期になったときにあきらめようかよぎったが、ここまでやってきたことを考えて体が許せばやろうと思った。あとは日本開催ということで、母国での開催がモチベーションにつながった。
――東京五輪は38歳で迎えます。年齢はパフォーマンスに影響している?
特別、何かやっているのは正直なく、ガッツと強い意志が挙げられる。リオ五輪のときも最年長だったと思いますが、次はないかなと思っていたんですが、その後、長期的な目標で東京五輪があって、それに向けて自分の目標を立てていって、どれだけ体がいけるか見ていたら、今のところ体がついてきている。あとは東京で日本の代表で舞台にたちたいという思いです。
――リオ五輪組の福岡堅樹や桑水流裕策らがセブンズチームから去ったが、不安にならなかったのでしょうか?
もちろん(不安は)ありますが、個々に理由がある。そこに関しては理解ができるし、チームに関しては戦力が失われることはあるが、今のチームで結果が出せるように一丸になってやっている。
――東京五輪が1年延期になり、フィジーの友人や家族からどんな声が届いていますか? またそれがモチベーションになっていますか?
フィジーにいる家族が自分の最大のモチベーションになっている。フィジーの人はラグビーが大好きで、選手がどういった気持ちでいようがラグビーが大好きで、もう1年踏ん張らないといけないことはわかっていないと思うが、応援してくれていると思う。(応援が)背中を押している。延期は関係ない。(応援が)モチベーションになっている。間違いない。