14日、ラグビーU23日本代表はオーストラリア遠征第3戦、ランドウィック戦の試合登録メンバーを発表。3戦連続でFL7で出場する中森真翔(筑波大)は「自分自身も世界を意識するようになった」とオンライン取材に応じた。
――FL(7番)として出場している点について
いつも大学ではLOだったり、NO8だったり、FLの経験があまりなく、初めての経験なのでですが、自分もフル代表を狙うにあたって、FLというポジションで活躍できることも考えていました。ですので、すごくいい経験になっていますし、自分のスピードや、高さというところを活かせるポジションでもあるのかと思っています。
世界と戦うことを考えたときに、自分が活躍できるポジションの中でFLという選択肢があるかなと思っています。今回大会を通じて、3試合も貴重な体験、試合に出て学ぶことができて、自分自身にも役立っています。
――前回の試合と今回のU20代表とでプレーについての意識が変わった?
国内でやるより、相手もフィジカルだったり、スピードだったり、手足が長くて、普段繋がれないところをオフロードされた、そういう経験ができて、タックルで絶対止めなきゃいけないという意識だったり、常にサポートに走る意識とか、国内では味わえない経験ができて、自分自身も世界を意識するようになりましたし、世界に対して自分のプレーをもっとかえていかなきゃいけないという意識になりました。

中森真翔
――先ほどエディーHCがU20は後半から新しい選手が入ってきてという話をされていましたが、後半は受けてしまったかなという感じですか?
自分たちも後半の遂行力という部分が課題だというのは全員認識していて、前半40分、いい形で入れたんですが、ハーフタイムを挟んて、後半、やろうと決めていたことを遂行できないという現状があって、エディーさんからも、練習でも最後まで集中力を切らさずにやっていくというのを意識付けされています。チームとしても疲れてきたときにこそ、自分でもバックローとしてセットプレーの時だったり、エナジーを伝える声かけだったりというところは意識しています。
――小さい頃からエディーさんのラグビーを見ていたと思いますが、今回はたくさんの時間を一緒に過ごしています
ちっちゃい頃からサントリーのラグビーを見てきて、実際すごく厳しいんですけど、練習もきついですし、(エディーさんは)怒る時は怒るんで、きついですけど、褒めるところはしっかり褒めてくださって、いいプレーがあった時は、ここが良いというのをしっかり伝えてくれるんで、自分の強みというのを改めて認識できたり、こう改善しなきゃというフィードバックにもつながって、いい指導を受けていると思います。
――嬉しさみたいなものは?
結構憧れというか、小学生に入る前くらいにエディーさんと1回写真を撮っていて、それを見返したりすると、自分の成長とかも感じて。エディさんもこんなに若かったんだと思って。結構写真を見返しますね。