8日、ラグビー日本代表は9日(日本時間、10日)に行われる「リポビタンDツアー」フランス代表戦にむけ最終調整を行っている。フランスでプレーする、齋藤直人、テビタ・タタフの2人がチームに合流。オンライン取材に応じた。
SH齋藤直人「ずっとフランス戦にフォーカスしていた」
――対面はチームメイトのSHデュポンです
特別、彼に対してとかではなく、自分たちがどう戦うかというところでは、まずフランス代表は必ずキックを上手く使ってくるので、そこの対応が大切なのと、敵陣では自分たちの強みであるスピードを活かしたアタックをしたいと思います。その中でSHデュポンとSOラモスは必ずキーになる選手なので、キッキングゲームに関しては、その2人にいいキックを蹴らせないか、いい判断をさせないかが大事になってくる。
――ジョーンズHCはSH齋藤選手にテンポのコントロールを期待していると話していたが
テンポのコントロールというよりかは、どこで攻めて、どのエリアでボールを手放すかがテンポのコントロールにつながっている。NZ戦はTVで見たが、自陣から果敢に攻めていたが、そうしないといけない状況もあるかもしれないが、ゲームの序盤とかはどれだけ敵陣で戦えるかが大事になってくる。
――フランス「トップ14」で数週間、プレーした印象、感想は?
こっちに来てものすごくタフだと思いました。移動だったり、プレーだとフィジカルの部分だったり、毎週試合があるので、トータルでタフなリーグだと思いました。(ラグビー面では)僕からキックを蹴る機会が増えたことと、考え方のところでは、チームのルール、形があるが、ゲームではいろんなことが起きるので、目の前、目の前で起こる状況に対して、自分の判断や自分がイニチアシブを取ってプレーすることを学びました。そこが一番大事だと学びました。
――久しぶりに合流しました。ジャパンの変化は感じる?
ちょっと難しいですね。合流して3日なので、そんなに余裕なく、自分で学ぶことが多かったので、そこまで(感じていない)。
――オールブラックス戦を見て、修正しないといけないと感じたこと?
ずっとフランス代表にフォーカスしていたので……。さっき話したことはトゥールーズにいて感じたことでした。今週はフランス代表戦にフォーカスしていました。