19日、ラグビー日本代表は宮崎合宿7日目を迎えた。今日はエディー・ジョーンズHCが取材に応じオールブラックス戦に向け、どんな準備をしているのか、セレクションポリシー、さらに代表に復帰した選手たちについてどう取り組んでいくのかについて話があった。
――まもなくオールブラックス戦です
いつも次戦が大一番だと考えています。私たちは日本らしくプレーすることを心がけています。100%の力を尽くします。それに、ニュージーランドとゲームをすることは常に名誉なことです。なぜなら、彼らは世界でも屈指のラグビー強豪国ですから。
しかし、それは私たちのチームにとっても素晴らしい機会です。来週の土曜日の試合について考えてみてください。その時には、事実上、ラグビー界のすべてが、ニュージーランド対日本の試合に注目することになるでしょう。
ですから、選手たちにとって、大きな舞台で真価を発揮するチャンスなのです。素晴らしい機会です。さて、これまでの対戦成績ですが、ニュージーランドが7勝し、平均81対13というスコアで勝利しています。ですから、若いチームにとっては、日本代表らしくプレーし、ニュージーランドに挑むチャンスがあるのです。
――オールブラックス戦で一番チャレンジしたいこと
ニュージーランドと対戦する際にチャレンジとなるのは、自分たち自身のプレーをすることだと思います。多くの選手、チームがニュージーランドと対戦すると、最初の20分間は、彼らはニュージーランドに畏敬の念を抱いています。ハカには人を惹きつける力がありますからね。観客は興奮し、横浜のスタジアムでニュージーランドと対戦するとき、ほとんどのファンがニュージーランドを応援するでしょう。ですから、試合の最初からファンを魅了し、本物の日本代表のプレーを見せることが私たちの仕事です。
――超速ラグビーの完成度、習熟度
そうですね、宮崎の大きな森を見てください。立派な木が育っていますね。台風が来ても、その木々はビクともしません。私たちのチームはまだ始まったばかりで、今は落ち着きを取り戻しているところです。ですから、風に少し流されることもあります。自然界のあらゆるものと同じように、チームをまとめるには時間がかかります。私たちは若いチームです。土曜日にまたチャンスがあるので、さらにステップアップして、どれだけ強くなれるかを見せたいと思います。