25日、ラグビー日本代表は「リポビタンDチャレンジカップ2024」オールブラックス戦にむけ試合会場の日産スタジアムで前日練習を行った。練習後、ワールドカップ以来1年ぶりに代表ジャージを着て先発出場する、FL姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)と、サマーシリーズ、PNCと大活躍したCTBディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)が取材に応じた。
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姫野和樹
――オールブラックス戦への意気込み
日本代表に帰ってきて喜びを感じていますし、このジャージを着ることというのがすごい目標だったんで、何か新しい気持ちです。自分のファーストキャップもこの日産スタジアムだったので、ワラビーズ戦でしたが。そういう縁を感じるような場所で、相手もオールブラックスということでエキサイティングな気持ちです。
――相手から警戒されている中で明日の試合はどんなプレーをしたいか
そこに関してはあまり気にしていないです。ただ自分の持てる力、自分の強みというのをどんどん試合の中で出していく、エフォートしていくことが大切なのかなと思います。しっかり運動量を出すということも必要だと思いますし、仕事量も求められているポジションでもあります。相手のボールに絡んでジャッカルするということも必要だと思っていますし、そこは自分の強みでもあるということで、100%試合に出していきたいですね。
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姫野が初キャップを果たしたのが今から7年前の2017年オーストラリア代表こと、ワラビーズとの一戦だった
――相手のブレイクダウンに対してどれだけ太刀打ちできるか
ニュージーランドは状況判断というところがすごく強いチームで、一人ひとりの状況判断も長けている。その中でも一人孤立していたり、そういったシーンを多く見られるイメージなので、そういったところを徹底的にチャンスにしてジャッカルで奪い取れればいいかなと思っています。
ブレイクダウンのところでオールブラックスはかなり嫌なことを自分たちに対してしてくると思うので、それに対してチームは受けてはいけないし、強いキャリアに対してまずはしっかり対応して、彼のモメンタムを止める。ブレイクダウンのボール争奪戦でどちらが優位にたつか、それが重要になるかなと思います。
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――7番になるというのはいつ伝えられたか
7番についてはエディーからも言われていましたので、チームからは多くの仕事をしなければならないということと、ボール争奪戦のところで自分の力が求められていると思っています。その期待に対して応えていきたい。
――気合の入った表情に見えます
やっぱり1年ぶり、ワールドカップ以来の代表ジャージを着てプレーするということで気合も入ります。
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エディー・ジョーンズHC