ジェイミーHCサモア戦メンバー発表会見全文日本語訳 | ラグビージャパン365

ジェイミーHCサモア戦メンバー発表会見全文日本語訳

2023/09/27

文●野辺優子


ラグビーワールドカップ2023・フランス大会 サモア戦試合登録メンバーが発表された。ジェイミー・ジョセフHCは、対戦相手のサモアについて「前回よりもずっといいスコッドを持っていると思うし、アルゼンチン戦でもそれを見せてくれた。今回はとてもチャレンジになる」と話した。

サモア戦試合登録メンバー

1.稲垣啓太(51)
2.堀江翔太(74)
3.具智元(27)
4.ジャック・コーネルセン(18)
5.アマト・ファカタヴァ(5)
6.リーチマイケル(82)
7.ピーター・ラブスカフニ(17)
8.姫野和樹(30)
9.流大(36)
10.松田力也(35)
11.ジョネ・ナイカブラ(6)
12.中村亮土(37)
13.ディラン・ライリー(16)
14.松島幸太朗(53)
15.レメキロマノラヴァ(18)

16.坂手淳史(39)
17.クレイグ・ミラー(15)
18.ヴァルアサエリ愛(28)
19.ワーナー・ディアンズ(9)
20.下川甲嗣(4)
21.齋藤直人(17)
22.李承信(10)
23.長田智希(6)

ジェイミー・ジョセフHC

――明らかに4年前のあなたは、同じ相手との試合に信じられないようなハイレベルな状態で臨んでいた。今大会は敗戦を経験している。それで準備の仕方が変わったのですか?


どうだろうね(笑)。比べるようなことではないよ。アイルランドに勝ったのはずいぶん前のことだ。今大会はまったく違う。イングランド戦は大きなテストマッチで、大きな教訓になったと思う。ティア2のチームにとっては、試合中ずっとあのインテンシティを維持することが求められるようだ。



それは僕たちがずっと話し合ってきたことだ。この1週間は、誰もが疲れないように対応できるようなプランを立てなければならない。それに対処するためのメンタルプランはある。準備の面で行くと、サモアには経験豊富なコーチ陣がいるからね。前回のワールドカップのときよりも、バラエティに富んだプレーを披露しているし、彼らは前回のワールドカップの時よりもずっといいスコッドを持っていると思うし、アルゼンチン戦でもそれを見せてくれた。今回はとてもチャレンジになると思う。



4年前と今を比べると、札幌で対戦しているチームは本当に違う。暑さの中で行われた試合は、前半で選手を失い、後半は勝てたかもしれないテストマッチだった。あの試合以来、我々は多くのことを学んだが、彼らは本当に強いアルゼンチンのチームに対して信じられないほどのレジリエンスを見せた。簡単に勝てる相手ではない。でも、僕らは本当にいい、本当にいい1週間を送ってきた。我々はきちんとしたプランを持っている。我々はイングランド戦の後半のような経験がある。フィジカル的にタフなだけでなく、タフにリードし、テストマッチを勝ち抜く必要がある。


――私はフランスのテレビの仕事をしているのですが、日本から多くのジャーナリストやフランスに応援に来るファンの数にとても感銘を受けています。そのことについてプレッシャーを感じますか?それともただ嬉しく、とても誇りに思っていますか?


その両方を感じることもあると思う。その日次第かな。僕たちはとても強いチームと戦っている。我々は自分たちのラグビーのプレーに自信を持っている。そのための戦略を練る時間が少し長くできたし、イングランドのテストマッチから立ち直る時間も少し多くあった。2、3日は苦しかったよ。みんな、あの試合には気持ちの面でも力を入れていたし、イングランドにプレッシャーを与えることができたと思っていた。でも、彼らを打ち負かすだけの力が僕らには十分にはなかったんだ。だから、サモア戦では必ず優位な立場に立ちたいし、それを続けて結果を出せるようにしたい。




――マシレワが怪我をして、レメキが先発に。李がリザーブに。その狙いと期待。

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