ラグビー日本代表は、18日、イングランド代表との大一番に挑み、途中接戦に持ち込むも後半突き離されて敗れた。試合後の記者会見でジェイミー・ジョセフHCが話したコメント全文を改めて翻訳した。微動だにしないスクラム、変化にとんだアタック。世界に日本ラグビーを見せることができた反面、勝利を掴むにはその完成度がまだ足りないことも露呈した。
――まず試合を振り返って。
私たちのプランを遂行しようとした選手たちを誇りに思う。キッキングゲームではイングランドを驚かせた部分もあったし、相手にプレッシャーをかけてチャンスを作った。そこから学んだのは、自分たちが作ったチャンスをものにできなかったということだ。ミスが多すぎた。
イングランドは経験豊富な伝統あるチームであり、時間の経過とともに我々を消耗させていった。それが最高レベルのテストマッチというものだ。私たちにとっては残念なことだが、選手たちはこの1週間、非常にモチベーション高くこれ以上ないほど努力をしてくれた。ここからまた次のステップが始まる。まだ改善の余地はある。多くのプレッシャーに対処できたことは、次のサモア戦とアルゼンチン戦につながる重要な収穫だ。
チームの中心は本当にしっかりしているし、良いリーダーもいて、チームには多くの経験がある。イングランドと対戦するときは、いい準備をしなければならない。次のアルゼンチン戦も難しいことはわかっている。
――チャンスをつかめなかった要因は?