15日、ラグビー日本代表のBKメンバーは宮崎合宿を行っているが、現地からCTB梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)がオンライン取材に応じた。FWと分かれてBKメンバーはどんな合宿を行っているのか。梶村自身、日本代表やワールドカップへの思いなどを訊いた。
宮崎合宿ではハンドリングエラーを防ぐための基礎的なトレーニングを反復
――宮崎合宿でやっていること
最初に提示されたのが、PNCでのハンドリングエラーの数で、その数があまりにも多くて、相手にアタックの機会を与えてしまっているということで自分たちのファンダメンタルスキルのレベルを引き上げるための3日間になりました。
――どんなことをやってレベルを引き上げようとしていますか
アンダープレッシャーの中でのコネクションをしっかりコミュニケーションで解消するというところに重点を置きました。
――オールブラックス戦にむけて
戦術的なことはまだ選手に提示されていないので、個人的にはこういう大きなチャンスというのはなかなか回ってこないと思っているのでチャンスがあれば狙いたいなと思っていますし、ゲームまで1週間と少し時間があるので、その中で練習のクウォリティを上げてチームの中で信頼を得るようにしたい。
――PNC4試合でハンドリングエラーは何回でしたか?
決勝が8回とかですかね。準決勝、決勝でかなり多い数がBKだけで出ていたのでそこを修正するようにと最初エディーさんからBKメンバーに伝えられました。
――具体的にどんな練習をしてそこを解消しようとしていたんですか?
シンプルなところでいくとハンズアップのところを今までとは少し違う形で取り組むようになって、そのクセ付けを反復して行っていましたね。
「代表のピリピリした感じはすごくいいこと」
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梶村祐介
――PNCは久しぶりのエディージャパンでしたけどそこに出場した気持ちと、久しぶりにエディーさんと話したときの感想は?
久々のエディージャパンというのもありましたし、日本代表の試合というのもすごい久々だったので、準決勝、決勝と時間は限られていたんですけど、その中で自分としてはインパクトを残そうと思ってプレーしたので、感触としては悪くなかったかなと思っています。
エディーさんと話してみての感想は、あまり大きく変わられていなかったので緊張感もありながら選手もすごく緊張感があって、何て言うんですかね、チーム全体でピリピリした感じというか、そういうのがあるのはすごくいいことだなと思っています。