18日、ラグビー日本代表、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチはラグビーワールドカップ2019日本大会の開幕戦となるロシア代表のメンバーを発表した。南アフリカとのテストマッチで右肩を負傷したNO8アマナキ・レレイ・マフィは欠場。姫野和樹(トヨタ自動車)が先発し、ツイヘンドリック(サントリー)がリザーブとして立ち向かう。また、ハーフ団は先発が流大(サントリー)。リザーブには田中史朗(キヤノン)がメンバー入りした。
総キャップ数では日本が587に対し、ロシアは805
日本代表|ロシア戦試合登録メンバー
総キャップ数 587
1 稲垣啓太(28)
2 堀江翔太(61)
3 ヴァル・アサエリ愛(8)
4 ヴィンピー・ファンデルバルト(12)
5 ジェームス・ムーア(2)
6 リーチ・マイケル(62)
7 ピーター・ラブスカフニ(2)
8 姫野和樹(12)
9 流大(18)
10 田村優(57)
11 レメキ・ロマノラヴァ(11)
12 中村亮土(18)
13 ラファエレ・ティモシー(17)
14 松島幸太朗(33)
15 ウィリアム・トゥポウ(9)
16 坂手淳史(16)
17 中島イシレリ(2)
18 具智元(7)
19 トンプソン・ルーク(66)
20 ツイヘンドリック(44)
21 田中史朗(70)
22 松田力也(19)
23 山中亮平(13)
ロシア代表|試合登録メンバー
総キャップ数 805
1 ワレリー・モロゾフ(18)
2 スタニスラフ・セリスキー(35)
3 キリル・ゴトフツェフ(4)
4 アンドレイ・オストリコフ(33)
5 ボグダン・フェドトコ(20)
6 ヴィタリー・ジヴァトフ(10)
7 タギル・ガジエフ(30)
8 ニキータ・ヴァヴィリン(10)
9 ワシリー・ドロフェーフ(23)
10 ユーリ・クシュナレフ(111)
11 キリル・ゴロスニツキー(10)
12 ドミトリー・ゲラシモフ(65)
13 ウラジミール・オストロウシコ(47)
14 ゲルマン・ダヴィドフ(18)
15 ワシリー・アルテミエフ(89)
16 エフゲニー・マトヴェエフ(59)
17 アンドレイ・ポリバロフ(27)
18 アザマト・ビティエフ(20)
19 アンドレイ・ガルブゾフ(95)
20 アントン・シチエフ(15)
21 ドミトリー・ペロフ(11)
22 ラミル・ガイシン(46)
23 ウラディスラフ・ソゾノフ(9)
「過去最高の準備ができたので試合が楽しみ」ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ
非常に2日前なのでエキサイトしています。チームはいい準備できていますし、今回強いチームを構成できました。福岡堅樹はケガで選出されなかったが、我々が目標達成するために全員の選手を起用しないといけない。今後もケガするかもしれないので、プレーするチャンスが出たら全員がステップアップしないといけない。
そして選手たちもエキサイトしています。国民だけでなく選手もこの機会を待ち望んでいました。今日の練習も非常にリラックスしてましたし、非常に精度が高い練習できました。雨が降ってもスキルも精度も高く、しっかりと意図のもった練習ができた。明日はキャプテンズラン。コーチ陣は、次の試合である浜松の試合に向けて準備を進めていきたいと思います。ここまで過去最高の準備できたので試合が楽しみです。
――スクラムハーフのメンバー構成について
まず南ア戦前からこの試合の構想はありました。それをベースに選出しました。流は非常にいいリーダーでコミュニケーションもとれる、自信を持った選手、レフリーにも主張でき、周りの選手たちにも強く要求できる。プレッシャーの中では彼のような存在が必要だと思っています。
田中史朗については、W杯でプレーしていますし、高いレベルでプレーしてきました。試合の大事な場面で彼の経験度で貢献してくれる。それは田中だけでなく、今回リザーブの具智元も、坂手淳史、トンプソンルーク、ツイヘンドリックと経験値高い、非常にいいラインナップだと思います。
――マフィが選出されなかった。ケガの状況は。
彼は南アフリカ代表戦でケガをしましたが、今回はまだケガということではないですが、チームの準備していましたがその時100%ではなかったので、今回は姫野を起用しました。こういうことになったのでこういうことができるようになります。ベンチに入ったツイ(ヘンドリック)が、これまで通りしっかりベンチからインパクトあるプレーが今回もできるか。
ナキに肩を治すための必要な時間を与えることができた。100%のフィットネスにするまで猶予ができた。姫野はPNCの初戦、フィジー戦に先発から外れて不運でした。それはゲームタイムをリーチに与えるために彼を犠牲にしました。今回はスタートから出場ということで、ポジション争いがさらに激化していくと思います。徳永は先日の南アフリカ戦でその実力をみせてくれました。今日は、姫野とツイにその機会を与えました。
――日本が勝てると思われている状況ですが
そういうこと考えたこともない。私は漢字が読めないので、あまりそういう記事をきにしていません。ロシアをリスペクトしていますし、昨年勝ったはラッキーだったと思います。あの試合でもかなりの準備をしてきましたが、プレッシャーをかけられてしまい、リードを許してしまいました。それは相手のポテンシャルを発揮させてしまったということです。現状はイーブン、互角だと思っていますし、我々がベストパフォーマンスしないと苦戦すると思っています。
――リザーブについてFWが5人がBK3人
この与えられた仕事を最高にできる選手を選んだだけです。分析をして、相手がやってくるであろう脅威にむけてどういった選手でいくかを考え、どういった試合をしたいかということを考えてこのような選出としました。松田力也は複数のポジションをカバーできますし。インパクトを与えることができます。山中亮平はFBがいなくなっても、そこをカバーすることができます。
前回、アタアタ・モエアキオラを起用しました。彼はまだ若手で生き急いでない。ティア1の大きな選手に対して、どういうふうにやるか経験と思います。ここでベスト選手が選ばれたと思います。田中(史朗)は彼の高い経験値は試合の重要な場面で試合がどういうふうになるのか、終盤にインパクト与えてくれると思い、今回の選出になりました。