7月15日から開幕した第10回全国高校7人制ラグビー大会は17日、最終日を迎えた。予選プールの1位校同士が対戦するカップトーナメントファイナルに進出したのは、初優勝を目指す佐賀工(佐賀県)と勝てば2度目の優勝となる桐蔭学園(神奈川県)の2校となった。
カップトーナメント決勝は佐賀工業と桐蔭学園
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予選プール、そして準決勝までは順当に勝利してきた佐賀工。今大会好調の茗溪学園に勝利して決勝進出を決めた
佐賀工、大和哲将キャプテンと井上達木は7人制のU18日本代表として招集され、今大会も優勝候補として注目。予選プールは倉吉東54-0、山形中央77-0と完勝で首位通過。カップトーナメント1回戦でも岐阜工に56-5、早稲田実に36-7と圧勝。迎えた準決勝の相手は、東福岡に引き分け、トライ数で1位通過を果たした茗溪学園。行き詰まる接戦となったが、20-17と接線に勝利し決勝進出を果たした。
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優勝すれば、春の選抜に続き「高校2冠」となる桐蔭学園
春の選抜大会で優勝した桐蔭学園は予選プールで熊本西に53-0、中部大春日丘に35-10とこちらも完勝で1位通過。トーナメント1回戦は流経大柏に22-7、國學院栃木に26-17と関東対決を制し迎えた準決勝は、昨年覇者の報徳学園。こちらも終盤まで接戦で迎えた後半ロスタイム、24-24と同点の場面で敵陣10m付近で相手ボールを奪うと一気に展開。草薙拓海が逆転トライを決め29-24と劇的な逆転勝利で決勝に駒を進めた。