桐蔭学園が3大会ぶりの決勝進出!大阪桐蔭を零封 | ラグビージャパン365

桐蔭学園が3大会ぶりの決勝進出!大阪桐蔭を零封

2024/01/05

文●編集部


1月5日、第103回全国高校ラグビーフットボール大会は準決勝2試合が行われた。第1試合はAシード・桐蔭学園(神奈川)とBシード・大阪桐蔭(大阪第2)の一戦が行われた。両チームのここまでの試合結果は以下の通り。

桐蔭学園ここまでの戦績


2回戦:松山聖陵(愛媛)92-0
3回戦:光泉カトリック(滋賀)83-0
準々決勝:東海大大阪仰星(大阪第3)34-24

大阪桐蔭ここまでの戦績





2回戦:鹿児島実(鹿児島)57-7
3回戦:石見智翠館(島根)37-10
準々決勝:流経大柏(千葉)19-13

雲ひとつない晴天の中、キックオフされた

雲ひとつない晴天の中、キックオフされた



前半6分、敵陣22m手前のラインアウトから桐蔭学園がアタック。接点で上回り5フェイズでゴールライン手前までボールを運ぶと、PR前田麟太朗が今大会初のトライを決め桐蔭学園が先制。

前半6分ゴール前のラックからPR前田麟太朗が持ち出してトライ

前半6分ゴール前のラックからPR前田麟太朗が持ち出してトライ



9分、桐蔭学園は敵陣10m付近でペナルティーを獲得するとショットを選択。キックを蹴るのはFB吉田晃己。ここまでキック成功率は90%を超える。吉田が確実にPGを決め10-0と連続スコアを積み重ねた。

前半10分桐蔭学園FB吉田晃己がPGを決めて10-0

前半10分桐蔭学園FB吉田晃己がPGを決めて10-0



15分、桐蔭学園は相手のペナルティーからゴール前ラインアウトのチャンス。ボールを確保しモールを組むも、ここはモールにこだわる大阪桐蔭がボールを出させない。

直後のスクラム、桐蔭学園がプッシュしたかに思われたが、ペナルティー。大阪桐蔭が自陣22mのエリアから脱出するも、大阪桐蔭がオフサイド。再び桐蔭学園が敵陣に入る。さらに大阪桐蔭がハイタックルのペナルティーで桐蔭学園が再びチャンスを迎える。

21分、ゴール前の桐蔭学園ボールラインアウト。サインプレーでモールを組まずにFL申驥世がゴールに迫るが、グラウディングできずゴールラインドロップアウト。大阪桐蔭のフリーキックからゲームが再開。ボールをキャッチしたSO萩井耀司がドロップゴールを狙うも失敗。スコア変わらず。





攻め込まれていた大阪桐蔭はNO8上野凌大がジャッカルでようやく敵陣へ

攻め込まれていた大阪桐蔭はNO8上野凌大がジャッカルでようやく敵陣へ


23分、大阪桐蔭はNO8上野凌大が自陣10m付近でジャッカルを決めてボールを奪いようやく敵陣に入る。ラインアウトからボールをキープしてフェイズを重ねるもノックオン。

桐蔭学園にアドバンテージが出されプレーが続行。桐蔭学園WTB田中健想が抜けて敵陣に入る。SO萩井が左サイドのスペースにボールを蹴り込み敵陣深くに入る。

WTB田中健想のラン

WTB田中健想のラン



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