井草彩野(PR プレイヴルーヴ)サクラフィフティーン候補に26歳で初招集された遅咲きのPRが、代表に新たな風を運ぶ | ラグビージャパン365

井草彩野(PR プレイヴルーヴ)サクラフィフティーン候補に26歳で初招集された遅咲きのPRが、代表に新たな風を運ぶ

2021/04/16

文●大友信彦


「自分が一番驚いています」
井草彩野(いぐさ・あやの)はまん丸い目をまん丸くして笑った。
「自分が代表に呼ばれるなんて、全然思っていなかった。オドロキです」

2021年3月、ラグビーワールドカップ2021NZ大会(女子大会)まで半年という時期に和歌山で行われた合宿に、初めて招集されたのが、ブレイヴルーヴの井草彩野だった。ポジションは右プロップ。年齢は26歳。20歳前後で代表入りする選手が多い日本の女子ラグビーでは遅咲きだ。そして、ワールドカップの1年延期が発表されたあと初めての合宿となった4月の勝浦合宿にも彩野は呼ばれた。

「レスリーHCには、新しいチームのキャプテンをやったりしてきた経験値を期待して招集したと言われました。でも、まだそれをうまく出せていないと思います」

勝浦合宿でメディアに練習が公開された9日、彩野は少し照れながら言った。

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