持っている能力最大限に・全方位的に活用した南アフリカ。選手の能力のバランスがとれた成熟し、優勝にふさわしいチームだった。 | ラグビージャパン365

持っている能力最大限に・全方位的に活用した南アフリカ。選手の能力のバランスがとれた成熟し、優勝にふさわしいチームだった。

2019/11/05

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


ワールドカップ決勝、やっぱり凄い試合でした。南アフリカは素晴らしかった。心より祝福します。そしてイングランド。先週の準決勝ではエディーさんを「悪魔だ」なんて強い言葉で表現させていただきましたが、今週は、何というか、エディーさんも人の子なんだな、と思いました。

日本代表の選手たちがSNS等で発信しているのを読んでも、イングランド有利と予想していた人が多かった気がします。準決勝のオールブラックス戦がほぼ完璧でしたからね。もちろん、エディーさんはオールブラックスに勝つために全部を出し切ったりしたわけじゃなく、南アフリカに勝つためのシナリオがあったはずです。試合間隔を見てもイングランドが1日長いし、そもそも台風による中止があってイングランドの方がここまで1試合少ない=消耗が少ない。相当有利だと思っていました。しかも監督はエディーさんですから。

しかし、世界には優れたコーチがまだまだいるんですね。スプリングボクスのエラスムス監督は、日本戦を見ても分析力がすごいと感じていましたが、イングランドを相手にここまでやるとは……南アフリカの策は本当に周到に練られていた。まさかこれほどとは、というのが正直な印象です。

エラスムスの準備したことは、まとめると「南アフリカの持っている能力を最大限に/全方位的に活用する」ということだったと思います。

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ