12日、日本代表(JAPAN XV)は、1日限り復活したサンウルブズと対戦。前半からサンウルブズにプレッシャーをかけられ、やりたいラグビーができていなかった。しかし坂手淳史、中村亮土それぞれが試合後に感じたこととは。
――前半からプレッシャーを浴びたが?
坂手 ゲーム入る前に、最初の20分、テストマッチのインテンシティーでいこうと話をしましたが、ゲームをすると最初の一歩の遅れが出て、それが前半ゲームに影響したかなと思います。
――どのように立て直した?
坂手 僕たちの役割分担、ブレイクダウンが後手にまわっていた。そこを改善して後半よかった。不用意なペナルティがなくなって、自陣にいることが少なくなって、いい形で進んだ。ブレイクダウンのペナルティーが多かったので、キャリアとサポートのところで修正できた。
――今日の試合は反省が多いのか、プラスが多いか。
坂手 どっちもあります。後半修正できたのは良かったが、前半の入り、あれをやるとテストマッチでは取り返しがつかないので、そこは大きな反省。前半のスタートから自分たちのやることを常に100%やり続けないといけない。そこはフィジカルの部分でもブレイクダウンもそう。
――動きが一歩遅れた理由は
坂手 みんな気持ちは入っていたが、ゲームプランの中での遂行の部分であまりよくなかったと思います。
――ブレイクダウンの部分、具体的にどういったところでコミュニケーションを取って改善した?
坂手 キャリアはしっかり相手にコンタクトして、すぐに倒れないこと。ブレイクダウンでサポートする人はボディーフォーカス。しっかりボールにいって、ボールの上で相手にコンタクトすることを意識しました。