11日、ジャパンラグビーリーグワン、ここまで全勝の東芝ブレイブルーパス東京は、Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsuに浦安D-Rocksを迎えた。SH池戸将太郎が初先発。開幕4連勝を目指した。一方浦安D-RocksはD1昇格後のファースト・シーズンでいまだ勝利がない。初勝利をかけてディフェンディングチャンピオンに挑んだ。
2025/01/12
文●編集部
前半は浦安D-Rocksがポゼッションでブレイブルーパスを上回り、テリトリーでは78%とほぼブレイブルーパス陣内で試合を進めた。その数値とは裏腹にブレイブルーパスが少ないチャンスを確実にスコアにつなげた。
前半2分CTB眞野泰地のブレイクからLOジェイコブ・ピアスにオフロードパス。さらにボールをキープして連続オフロードで前進。浦安は1v1のタックルではモメンタムを止めることができない。7フェイズ目、SO松永拓朗がパスするタイミングを止めて、浦安ディフェンスのコネクトがきれたところ、FBマイケル・コリンズが抜けて先制のトライ。
さらに20分、敵陣15mのラインアウトから松永拓朗がゲイン。コリンズそしてWTBジョネ・ナイカブラとつながってトライ。一方、チャンスは作る浦安だったが、最後取り切れず結局そのまま前半を終えた。
後半、ようやく浦安は前半から幾度となくブレイクしていたWTBケレブ・カヴバティのトライで12‐7とする。19分、ブレイブルーパスはWTB桑山淳生がイエローカードでシンビンにより10分間の一時的退場。この時間を無失点で凌ぎきると後半29分HO橋本大吾のトライで19‐7とリードを広げる。
浦安は34分、イズラエル・フォラウのトライで5点差に迫り、今シーズン初勝点獲得かと思われたが、38分ブレイブルーパスにPGを決められ22‐14と8点差にされ試合終了。ブレイブルーパスは開幕4連勝で勝点17とし、単独2位。一方敗れた浦安D-Rocksは4敗でいまだ勝点を獲得出来ず苦しい戦いが続く。
次節ブレイブルーパスはアウェイで静岡ブルーレヴズとの対戦、浦安もアウェイでコベルコ神戸スティーラーズとの対戦となる。