ラグビーリーグワン、ディビジョン1、東京サンゴリアスは11日、首位を走る埼玉パナソニックワイルドナイツと対戦し29‐41で後半逆転を許し敗れた。試合を振り返って、FB松島幸太朗は「50分間、60分間は良かった。その後少しガス欠だった」と話した。次節からの戦いについて「今後につなげていくか、そこだけ」と前を向いた。
「明らかに60分前ぐらいから運動量が落ちた」
――試合を振り返って
最初から自分たちでアタックすることを決めてやった。50分弱、60分くらいは良かった。その後、少しガス欠だった。今日の試合でキックと(パスで)アタックするバランスを組み込んでいけば大丈夫。
――ガス欠になった理由は?
先週、自分たちのパフォーマンスが悪くて、アタックするところでしなかったり、安全な選択肢を取っていたので、今週はアグレッシブにやるとチーム全体でやると(決めていた)。
(アタックで行き過ぎた代償?)そうですね。明らかに60分前くらいから、運動量が落ちたので、そういった時にどういう風に試合を(コントロールするか)。後半の入りで簡単にトライを取られたので、そういったところをなくせばやっていけたかな。
――前半トライを取れた要因は?
アグレッシブにやると決めていて意思疎通ができていた。遂行力が上がったんじゃないかな。BKはオープンスペースを走って数的優位を作った。
――松島選手も今日は激しいタックルも何回もあった
自分たちはチャレンジャー。どれだけチームのために体を張れるか。体張るべきところでそうしないと簡単にトライとられる。他のためにもしっかりやっていた。
――チームはまた成長した?
今日の試合は勉強にもなったし負けはしたが自信になった。ここから負けるとかなり崖っぷちになるので、そこはスマートにやっていきたい。
「僕は全然ネガティブになっていない」
――ポジティブな敗戦?
僕は全然ネガティブになっていないし、全然やれていたし、これをどう今後につなげていくか、そこだけですね。
――来週以降どこを積み上げたい?
今日みたいなアグレッシブラグビーを毎試合やること。その中で、スペースにキックするとか、FWを前に出したりとかBKが考えて、キックとパスのバランス(を大事にする)。ディフェンスは前半すごく良かったので、80分やれる体力というのを考えながら試合をやりたい。