18日、東京サントリーサンゴリアスは、東芝ブレイブルーパス東京との「府中ダービー」に挑んだ。今季初先発したサム・ケインは63分まで出場。オールブラックスで共に戦った、リッチー・モウンガやシャノン・フリゼルと対峙した。試合後、次の試合に向けても「リカバリーに専念し、パフォーマンスを向上させる準備をしたい」と意欲をみせた。
東京サントリーサンゴリアス FLサム・ケイン

――試合を振り返ると
前半はなんとか良いキャリーメーターを稼ぐことができていましたが、その後、サイドラインで話し合い、とにかく得点を取ることに集中しようということになりました。私たちはただ、ディフェンスで連携をとり、コミュニケーションを密にすることに集中しました。しかし、結局、後半は思うようにできなかったと思います。そして、私たちが集中できていない数少ない場面を、相手はうまく突いてきました。

――SOモウンガ、FLフリゼルら元オールブラックスのチームメイトとの対戦は?
何年もスーパーラグビーでやってきたことなので、慣れっこですよ。昨年も経験済みですしね。ただシャノン(・フリゼル)は本当に(ブレイブルーパスの)主力なので、バトルを楽しみました。
――彼のいない10分間はあまり楽しくなかった?
向こうが14人になったという状況を活かしたかった試合の局面でした。残念ながら、相手チームの守備が非常に堅かったことと、私たちのチームにオブストラクションのコールが入り、その時点でどうしても必要だった得点を取ることができませんでした。