根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)新人賞の他「3冠」飛躍の一年 | ラグビージャパン365

根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)新人賞の他「3冠」飛躍の一年

2022/06/02

文●編集部


新リーグ・ジャパンラグビーリーグワンは埼玉パナソニックワイルドナイツの優勝で幕を閉じた。決勝翌日に行われたアワードで、注目の新人賞に選ばれたのは、根塚洸雅(WTB/クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)。

根塚洸雅の強みはやっぱりラインブレイク

根塚洸雅の強みはやっぱりラインブレイク


ケガで出遅れた根塚は第7節トヨタヴェルブリッツ戦から出場。フィジカルの強さ、トライへの貪欲な気持ち、そしてボールを持てばラインブレイクしチームの勝利に貢献。初出場でPOM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれ、ホームの江戸川陸上競技場でオレンジアーミーの心をつかんだ。その後も最終節、準決勝、3決と全ての試合で先発出場を果たした。

そして、新人賞だけでなく、ベストラインブレイカー、ベスト15と個人賞「3冠」を果たす大活躍の1年となった。


――ベストラインブレイカーを取れた要因は?


いつもやっているのは最後まで相手を見ることで、体格が大きくない分、どっかで攻めないと勝てない。受けないと負けてしまう中で、相手がどういうタックルをしようとするかを最後まで見てハンドオフやステップやスピードを上げたりなど、見計らってやっていた。(大学まで)CTB、FBをずっとやっていて、ラインブレイクは結構やっていましたが、外のスペースで1対1はやってこなかった。最後、取り切るところがこれから求められるので、決定力を活かせればもっと成長できると思います。。カバーリングしてきたところディフェンスのアプローチは経験を全然詰めていない。NEC(東葛)戦でマノさんに止められたんですが、(試合後)もっとこうやった方がいいよと言われたので、もっと成長できると思います。


――「ベスト15」として代表活動に参加します。


代表としては1トライ取れるか取れないかが大事になってくるので、日本代表や候補でWTBずっとやってきた選手がいるので、盗めればもっといいプレーができると思います。日本代表に入るために合宿に行くので、そこは引かずに、自分らしいプレーを見ていただいて、どういうラグビーが求められるか学びながら、プレースタイルはそこまで変えるつもりないし自分らしくやって、自分らしくやらないと楽しくないので、その中で代表の求められることをやりたい。


――NDS(日本代表候補)でどんなプレーをしたい?


次は個人の戦いになってくるので、もう1度、自分の強みやもっとこういうところ伸ばさないといけないところを指摘されると思うので、頑張りたい。ラインブレイクの賞も取ったので、ランニングスキルと、あとは体が大きくないのでハードワークでアピールできればいいと思います。あとハイボールが取れなかったら世界に通用しないので、今季もやってきたがもっと上達したい。

仰星ではCTB

仰星ではCTB



――ハイボールキャッチはスピアーズで田邊コーチの指導があった?


(ハイボールの)取り方だったり(を指導されました)。あとナード(フォーリー)も(ボール)処理が上手くて、そこまで体格が変わらない中で、体の入れ方、タイミングなどを真似しながら、田邊さんとも話し合いながらやってきた。ジャンプ力は自信があったので、やりながらいいキャッチをみつけていきたい。


――ラグビー以外のスポーツ歴は?


ラグビーは年中からやってきて、平日は小学校のときバドミントン、水泳をやっていて、中学は陸上部。中学のときは土日しかラグビーなかったので、陸上部で幅跳びをやっていたので、そういう脚力がいまに活きているかなと思います。いろんな練習をしてアジリティーが身についた。3歩で飛ぶようにしているが、三段跳びのタイミングが今、活きているかなと思います。(陸上の)ジャンプ系は結構やっていた。最後の歩幅合わせ、タイミングの合わせ方は(ハイボールキャッチ)同じかなと思います。ステップは昔バドミントンやっていたので、ラダーとかのアジリティーをやっていて、それがよかったのかもしれない。兄も上にいたし、同じスクールの子もいたので中学校のときは、ラグビーに融通を利かせてくれた。(陸上は)楽しんでいたのがメインだったかなと思います。

初登場となったヴェルブリッツ戦。

初登場となったヴェルブリッツ戦。


――今季、印象に残っているシーンは?


やっぱりデビュー戦のトヨタ(ヴェルブリッツ)の試合は、あそこでいいアプローチができたからこそ、(その後)試合に出続けることができた。攻めてよかったなと思います。いいスタートが切れた。

――リーグワンの初年度を振り返って


やっぱり(大学までと)変わっていないのは、楽しんでいるときがいいプレーするんだなと思いました。楽しんだもん勝ちという性格ですが、コミュニケーションを取りながらプレー自体も楽しんだときにいいプレーが生まれている。日本代表とかでも、自分が楽しんでやらないと自分を表現できないと思います。オレンジアーミーやチームのスタッフなどいろいろ支えられた1年でした。それこそ今季退団するライバルの選手と一緒に切磋琢磨する中、試合に出るときに「頑張れよ!」と言われて、感謝を一番感じました。

(ホストゲームでは)スタンドがオレンジに埋まっていて、この人たちのおかげでラグビーできているので、今日、勝って終わりたいと思ってプレーしていた。結局、ホストゲームで全部、勝つことができた。 ファンがあっての僕らだと思います。ホストゲームは楽しかった!

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