「勝利して地方大学が全国大会に出場して戦えること証明したかった」朝日大、流経大に惜敗・吉川充監督コメント | ラグビージャパン365

「勝利して地方大学が全国大会に出場して戦えること証明したかった」朝日大、流経大に惜敗・吉川充監督コメント

2017/12/17

文●編集部


12月16日、秩父宮ラグビー場では第54回ラグビー大学選手権3回戦2試合が行われた。第1試合は、朝日大(東海北陸・中国四国代表)と流通経済大(関東大学リーグ戦・3位)が対戦。トンガ代表NO8シオネ・ヴァイラヌ擁する朝日大が、後半途中まで流経大に食らいつくも終盤突き放され惜敗。試合後にチームを率いる、吉川充監督が試合を振り返った。

何とか流通経済大さんに勝つために、キャプテン中心に準備を進めたが、惜しいというか、悔しい試合でした。勝負のあやを取っていけば勝利をたぐり寄せることができたのかなと思えば思うほど、基本的な精度を下げないということ、ふだん何気なくやっていることをやり続けることが難しいと思いました。(選手たちに)何とか勝たせてあげたかったというのが本音のところです。

――前の試合から2週間、何をやったのか?


いかに点数を抑えるのか、ディフェンスしてボールを取り返すことをやってきた。しかし自分たちからミスをして自分たちからボールを渡してしまった。前半はボール持ってスコア多かったし、後半も左サイドで上がることができて手応えあったが、得点より失点が多かった。予想より点数を取られてしまった。


――何が上手くいったのか、また課題は?


トンガ代表のシオネが起点となって、裏でトライを取れたことが収穫です。(課題は後半)持ち込んだ選手とサポートプレイヤーの関係性が悪くてすぐ倒れてボール取られたり、ラインアウトからのミスからの失点が多かった。

あんなに簡単にトライを取られたら難しくなってしまった。(最後の20分は)経験もそうですが、普段から秩父宮ラグビー場を使っているチームと地方の大学、地方の大学ながら6年連続ださせてもらっているプライドもあるが、ホームとアウェーもあるのかな。(それでも)岐阜から700人の応援団も来たことが力になったと思います。

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