開幕戦の立教大学戦を57-6で解消した早稲田大学。春から注力してきたゴール前のディフェンスは最後まで集中力を切らすことがなかった。今週22日、日本体育大学戦の試合登録メンバーが発表された。開幕戦に続いて9番として先発するのは細矢聖樹。2連勝のために重要な役割を担うことになる細矢に立教大戦に聞いたコメントを紹介する。
ーー今日の試合について
アタックもディフェンスも細かいコミュニケーションをとってリンクのところとか意識してやろうという話をしていました。自分もコントロールする役割がなのでしっかりフォワードを動かすということを意識してました。
――前半20分くらいまで攻め込まれる場面がありましたが、ゴール前でのディフェンスが良かった、粘れた要因は
ディフェンスにプライドもって今年ずっとやってきたんでそこはもうずっと引かないっていうのと、ちょっとしたミスで自陣まで食い込まれただけなんで、ああいう場面でも自分たちの(ディフェンスの)形とうのがあるので、そこを意識していつもどおりやれば全然大丈夫というふうに話していました。
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後半途中からはWTBにまわった細矢。
――あまり慌ててもいなかったですね?
そうですね。前半こういう形になるというのは大体どのチームでもわかっていたんで、経験少ない選手はちょっと焦っている部分があったかもしれないですけど、(佐藤)健次とか、(野中)健吾とかは結構落ち着いていてこうなることをわかっていたと思います。ここを我慢すれば大体相手が切れてくるから落ち着けよというようなコミュニケーションはありました。
――今日の試合はイメージどおりチームを前に出すことができた?
キック、パス使いながらというところを徹底しながらという感じだったんですが、前半は風下でちょっと苦しい場面もあったんですけど、そこはディフェンスからいこうという話をしていました。前に出すという部分ではできなくはなかった。
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ハーフ団を組むSO野中健吾。落ち着いたプレーでゲームをマネジメントした。
――今日は開幕戦でしたが、試合が始まるまでのメンタルはどんな感じでしたか?
僕はもうやるべきことをやるというマインドでやってきたことを全部落ち着いてやりきるというマインドでしたね。
――後半途中からWTBになりましたが
予定にはなかったんですが、リザーブの状況をみて、そうなりました。サプライズです。
――試合後のコメントで矢崎選手が「1敗もせずに荒ぶるを歌う」と言ってましたが、そのために自分自身のどういうプレーをさらに磨いていきたいですか
ディフェンスの部分が強みなので、それを全面に出すというところと、アタックは速いテンポでどんどんさばいていいボールを供給し続けたいです。