リオ五輪・サクラセブンズに突きつけられた現実、ノートライで1日目を終える | ラグビージャパン365

リオ五輪・サクラセブンズに突きつけられた現実、ノートライで1日目を終える

2016/08/07

文●編集部


7人制ラグビー女子日本代表ことサクラセブンズの金メダルへの挑戦が7日、はじまった。しかし、初日の2試合は厳しい現実を突きつけられるものだった。

序盤で歯車が狂った初戦。修正できないまま終える

初戦のカナダ戦は、試合開始のキックオフで冨田真紀子が空中タックルの反則をとられ、そのPKをカナダは速攻に出てキック。戻る日本ディフェンス陣を追い抜いたカナダ#9ランドリーが押さえ、開始20秒で先制トライ。

これで歯車の狂ったサクラセブンズは、その後もリズムを掴めず、攻めても相手のプレッシャーを突破できず、フェイズを重ねてもボールを失ってはカウンターアタックで走りきられる悪循環。

前半だけで4トライを失い、0−26でハーフタイムとなった。
後半の巻き返しが期待されたが、キックオフからのアタックでつかまったブレイクダウンで反則があり、PKから速攻を許してトライを奪われ0−31。

そのあとサクラセブンズはリズムをつかみかけ、カナダ陣深くまで攻め込むが、相手ゴール前でファンブルするとカウンターアタックで100m独走を許し致命的な6トライ目を献上。さらにホーンがなったあともカナダは1トライを加え、初戦は0−45の大敗となった。

 

4時間のインターバルをはさんで迎えた第2戦、英国との戦いもデジャブのような展開だった。

試合開始のキックオフからノーホイッスルで先制トライを奪われ、自陣のアタックでボールを失いトライを追加される。反撃のアタックを重ね、相手ゴール前まで攻め込んだところでボールを失い100m独走トライを許す。0−26で迎えた後半も、攻めても攻めてもスコアには届かず、ボールを奪われては一気にトライを許した。0−40の大敗。

 

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ