6月4日、三重県・三重交通グラウンドスポーツの杜競技場では、太陽生命ウィメンズセブンズ2022第3戦鈴鹿大会が開催された。1日目は16チームを4つのプールに分けて総当り戦を行った。30度を超す厳しいコンディションの中、激戦が繰り広げられた。各プール戦の結果を振り返ってみる。
プールA：
東京山九フェニックス
1位 東京山九フェニックス
2位 アルカス熊谷
3位 チャレンジ
4位 日経大アマテラス
サクラフィフティーン組もチームに戻りトップ4入りも期待されたアルカス。フェニックスの強烈なディフェンスを前にアタックを封じ込められた
注目だった前回大会優勝のフェニックスとアルカスの直接対決は、28‐0でフェニックスが完封勝利。チームの好調なパフォーマンスは継続している。静岡大会に続き連覇なるか。
プールB：
1位 ながとブルーエンジェルス
2位 自衛隊PTS
3位 RKUグレース
4位 九産大
代表組も戻ってきたPTS。今季最高位なるか
静岡大会悔しい準優勝のながとは全く隙のない戦いぶりでプール戦を1位通過。2位のPTSはサクラ15平山愛らがチームに戻り2勝1敗と結果を残し、5位～9位決定戦へ進出。今季最高位を目指して2日目の戦いぶりに注目。
プールC：
地元開催の三重パールズ。悲願の地元優勝へ。
1位 三重パールズ
2位 追手門学院VENUS
3位 四国大
4位 神戸ファストジャイロ
前回、日体大との戦いで悔しい逆転負けを喫した追手門学院VENUS。2日目の初戦はアルカス熊谷。リベンジを果たすためにも負けられない。
地元・三重パールズが追手門に勝利し悲願の優勝へ一歩前進。セミファイナルは前回大会優勝の東京山九フェニックス。静岡大会では、12－24と敗れファイナル進出できなかった。地元の応援を背にリベンジすることができるか。
プールD：
またしても日体大との接戦を劇的な逆転で勝利したTKM。
1位 YOKOHAMA TKM
2位 日体大
3位 ナナイロプリズム福岡
4位 北海道ディアナ
TKMの壁を崩せなかった日体大だが、戦いぶりは好調さを見せていた
今大会で一番混戦となったプールD。静岡大会で引き分けだったTKMと日体大。今大会でも大接戦だった。TKMがラストワンプレーで劇的な逆転勝利を収め1位通過を果たした。
サクラセブンズ・中村知春率いるナナイロがどこまでコアチームと戦うのか注目された。初戦こそ0－36でTKMに敗れるも、日体大とは5－12と接戦を演じ。ディアナには43－7と快勝した。
2日目の対戦カードは以下のとおり。トップ4の順位変動は見られるか。5位～8位も激しい戦いが予想される。ナナイロはコアチームの牙城を崩すことができるか。13位～16位トーナメントではディアナがコアチームとして意地を見せるか。リージョナルセブンズからのゲスト枠同士の戦いも拮抗しているだけに見逃せない。
1位～4位トーナメント
トップ4に変動はあるか
東京山九フェニックス－三重パールズ
ながと－TKM
5位～8位トーナメント
追手門学院VENUS
追手門学院VENUS－アルカス熊谷
日体大－自衛隊PTS
9位～12位トーナメント
プール戦ではフェニックス相手にも一歩も引かなかったチャレンジ。ナナイロ相手にどんな戦いを見せるか。
ナナイロ－チャレンジ
四国大－RKUグレース
四国大
RKUグレース
13位～16位トーナメント
日経大アマテラス
日経大アマテラス－神戸ファストジャイロ
九産大－北海道ディアナ
神戸ファストジャイロ
九産大
北海道ディアナ
