今年も、女子セブンズの女王を争う国内サーキット、太陽生命ウィメンズセブンズが開幕した。
世界的にも貴重な国内サーキットとして2014年に誕生して5年目。年々レベルを高めてきた大会の初戦は、日体大と追手門学院大という国産選手の学生チーム同士の決勝となり、日体大が2大会ぶり4度目の優勝、2年ぶりの総合優勝奪回へ好スタートを切った。
本誌では、大会を通じて強いインパクトを残した選手たちをドリームセブンとして紹介する。
1.堤ほの花(日体大3年)
2日間6試合すべてでトライ。自陣からでも思い切りよく仕掛け、タッチラインギリギリを勝負して抜いてゆく。小柄ながらハンドオフも強烈だが、何よりのトレードマークはスマイル。笑顔を浮かべながらトライラインを駆け抜ける。親友にして盟友の相棒・清水麻有とはあうんの呼吸で絶妙のパス交換をみせトライを量産。8トライはチーム最多で大会全体では2位。佐賀工3年だった2015年4月の保土ヶ谷大会以来2度目のMVPを獲得した。