25日、ラグビー日本代表はトレーニングセッション後、取材に応じた。NO8として開幕戦に出場し「緊張して気持ちが上がりすぎた。」と話す姫野和樹。アイルランド戦の勝利の鍵は、メンタリティー。3年間積み重ねてきた経験と成長を自信にして、最強との相手に真っ向勝負を挑む。
プールで1番強いアイルランドとの対戦、気合いが入らない選手はいない
――ロシア戦を振り返ると? 自信や手応えは?
自分の強みはフィジカルなので、そこが開幕戦で出せたということはかなり自分の中で自信になっています。ずっと代表という高いレベルでラグビーをやってきて、自分のボールキャリー、フィジカル、この3年間で自信が積み重なってきた。アイルランドにも自信を持って臨めますし、アイルランドの固いディフェンスに対して前に出ることが僕の次の仕事だと思います。
――アイルランドのイメージ
10番のセクストンがかなりキーになってくる。彼がゲームをコントロールしているので、そこは警戒が必要。FWもモール、スクラム、かなり強いので、そこで勢いを出させないことがFWとしの役目だと思います。そこで僕たちは勝ちたい。僕もそうですが、FWはかなり気合いが入っている状態だと思います。
――プレッシャーをどうはねのけていた?
緊張してすごく気持ち上がりすぎってしまって、最初、ミスを犯してしまったことは反省で、自分の一番いいマインドに持って行けなかったことは反省です。次のアイルランド戦は、しっかり試合の開始からいいメンタルに持っていくことが大事。メンタルを修正して、アイルランド戦は開始の1秒からトップでやれるようにやっていかないといけない。
――予選プール最大の目標は?
もちろん勝つことを念頭にやっています。勝ち点5というより、まず勝つことにフォーカスしています。確かに強敵ですが、必ず自分たちにもチャンスあると思いますし、自分たちの実力もついてきた、と自信持っているので、100%、自分たちの実力が出せる準備をしていきたい。
――FW、かなり気合いが入っているとのこと。気合いを入れたことはある?
特にないですが、グループで1番強いアイルランドとの対戦だとやっぱり、気合いが入らない選手はいないと思います。