リーグワンが再開し、トヨタヴェルブリッツはホームに三重ホンダヒートを迎えて「東海ダービー」を戦った。序盤から圧倒したヴェルブリッツがヒートを1トライに抑え込み54‐7で快勝した。キャプテンを務める姫野和樹は80分フル出場を果たした。
その姫野は2月上旬に行われた日本代表候補合宿にも参加。年齢的にもベテランという立場になるが「リーチさんに『おっさんと思ったら負けだ!』と言われたのでおっさんと思われないようにしようかな」と練習後の取材で話した。
エディー新HCから求められていることとして、若い選手への手本となることとして「エディーが求めているものもそこだと思うし、いい手本にならないといけない。常にベストな人間、プレイヤーとなるように努力していきたい」(姫野)と語った。
姫野にとっては久しぶりのエディーHCとなるが、「変わっていない印象です。若い選手をどんどん使っていく、ラグビーもエディーさんらしいですね。ループとか、新しいラグビーを学んでいる感覚で楽しいですよ。超速ラグビー、スピード、判断、コミュニケーションのところをもっと速くしていくんだというのは、違った観点で面白い。理解、判断、スキルは経験も加味してくると思うので、周りの選手を助けられると思う」
フランスワールドカップから次のワールドカップへの第一歩が始まったが、これについて姫野は「あっという間にジャパンが始まった気がします。ワールドカップがつい最近だった気が。早いなと思いました。次のワールドカップでリーチさんは39歳ですよね。100キャップとってほしい。8年間やって32キャップなんで、(僕は100キャップは)なかなか難しいですね。今年、試合数も多くありますし、今後国際レベルで経験積むことが大事だし、そういう場が増えることは若い選手も自分にとっても必要なことだと思っています」