アイルランドとの戦いを終え、合同オンライン取材に応じたジェイミー・ジョセフHCは「ライオンズ戦ではチャンスを作ることができたが取り切れなかった。そこが改善できた。自陣10mでの集中力を気をつけなければならない」と試合を振り返った。
この試合を終え、欧州遠征は2敗に終わったが準備期間が少ない状況、2年近くテストマッチを行えない状況でもしっかりとパフォーマンスを発揮したことについて「選手たちが自信をもってラグビーをすること、チームが結束してやってきたラグビーを信じて遂行することが大切」と答えた。
多くの選手の口からも「遂行力(エクスキューション)」という言葉が発せられる。相手がどうではなく、自分たちのやるべきことをやりきることができればそれが勝利につながる。メンバー、ノンメンバー関係なく、スコッド全員がそう信じ、5月27日の大分合宿からここまで積み上げてきた。
2年ぶりのテストマッチとなったアイルランドとの80分は、2023年につながる試金石となったことに違いない。世界もそう認めるであろう戦いだった。ジェイミー・ジョセフHCが残した試合後会見のコメントを余すことなくお伝えする。