また、みなさまにお会いできてとても嬉しいです。最初に言いたいことは昨年の11月のツアーに向けて最初の3ヶ月はコーチにとって大事な時期でした。
2015年から、代表出発の遅れ、契約手続きの問題、困難な状況が続いた
再来日して最初に思った印象は日本ラグビーの人気が出てきたことです。これは2015年W杯の成績だと感じました。我々に対する期待は高い。サンウルブズにとって、スーパーラグビー初めてのシーズン終えました。そして私は日本代表のヘッドコーチになりました。
2015年の結果は、代表チームが8ヶ月という時間を割いて得た結果。しかし秋にはその半数が(代表を)引退していました。さらに、コーチングチームに加わるはずの人材がスーパーラグビー(SR)にコミットしたり、日本の企業チームに属しながら、選手を見て選んでいかないといけない難しい状況でしたが、秋のテストマッチは我々にとっていいステップとなりました。
秋のテストマッチでは、(これから代表が)チャレンジしないといけないこと、課題も非常にたくさんありました。まず、マインドセットの部分。どんなに困難な状況になっても、最も大事なのは「ラグビーをすること」だと思いました。
アルゼンチン戦は、若い選手がテストマッチを経験したことは良かったし、よくやったと思います。タフな相手に挑んでいったと思いますが、なかなか難しいところもありました。その後の試合は、ティア1(ウェールズ)ともティア2(ジョージア、フィジー)とも試合をすることができました。