強豪アルゼンチンを秩父宮へ迎え戦った80分。世界のトップチーム入りしたアルゼンチンを相手に戦える部分、通用しなかった部分、様々な部分が入り混じった80分となった。試合を終え、選手たちが語ったこととは。
「細かなところが詰めきれていない」――HO堀江翔太・ゲームキャプテン
細かいところを(チームとして)詰めきれていない。ディフェンスもラック回りなど。次の試合ではどう修正したらいいか浮かび上がったと思います。スクラムの方、もう少し修正していきたい。8人全員で押せなかった部分があった。押されているときは押されていたが、僕らが小柄でも行けるときは行けた。もう少しお互いのクセを知らないといけない。次の試合では、この試合より良くなっているんじゃないかなと思います。
「新しいディフェンスシステムを試しているところ」――CTB立川理道・共同キャプテン
強かったです。けど、僕たちは下を向くことなくこれから上に上がっていくしかない。チームで自分たちのラグビーを信じてやっていきたい。
(アタックについて)自分たちのテンポでスピードよく攻めるときには前に出られたし、スコアできたので良かった。ディフェンスは新たに試しているので、たくさんの反省点が出ましたが、しっかりと修正して、次の試合の準備をしたいなと思います。
(コンタクトについて)すごくフィジカルにくることはわかっていたし、オフロードもよくしてくるのはわかっていた。そこで新しいディフェンスシステムを試して相手のミスも誘うことができた。コンタクトのところはびっくりするほどではなかった。自分たちのシステムのところでミスがあったので、修正すれば大丈夫かなと思います。
平尾さんの追悼試合ということで喪章の代わりに12番いれましたし、僕も12番だったので特別な感情で臨みました。直接お会いしたのは数回しかないですが、日本ラグビーのレジェンドですし、その思いを受け止めながら試合しました。