テストマッチ初戦のニュージランド代表戦。会場となった味の素スタジアムを大いに沸かせた瞬間は、前半4分、FBジョーディー・バレットのキックをチャージしたLOアニセ・サムエラがインゴールのボールをグラウディングしてトライを決めたときだった。
――最初のトライについて
試合前から、チームではじめからプレッシャーをかけていこうと話をしていました。トライはチームの努力の結果だと思います。私がトライをとったのは、ラッキーでした。
――ボールキャリーでも今日は多く前進していました。
今日の試合にむけて、FWがゲインラインを越えるという練習をしてきました。それはゲームプランの一つでした。私の仕事をしただけです。
――ブレイクダウンで相手に絡まれた場面、なかなか修正することができませんした。
世界一のチームと対戦することで得られることの一つだと思います。次の試合に役立てていきたい。
――これが「オールブラックスだな」と感じる場面やプレーは?
すべてだと思います。それは彼らが世界でベストのチームだという証拠だと思います。若い選手や、新しい選手であったとしても世界一のチームと戦えたことは素晴らしい経験になりました。毎試合毎試合学びがあります。