ウルフパック現在進化中-ワールドカップで勝利するためにチーム力をもっとあげる・ジェイミーHCコメント | ラグビージャパン365

ウルフパック現在進化中-ワールドカップで勝利するためにチーム力をもっとあげる・ジェイミーHCコメント

2019/04/22

文●編集部


21日、ハリケーンズBチームとの対戦で試合開始早々にコミュニケーションの連携ミスから失点を許したウルフパック。その後、もう一度立て直し前半だけで勝負を決めてしまう展開。ハーフタイムには選手たち同士のみのコミュニケーションで80分、しっかりとした戦いで勝利した。試合後にジェイミー・ジョセフHCが話したこととは。

今日の結果は2月から積み重ねてきたハードワークの結晶

今日の試合は、2月から積み重ねてきたハードワークの結晶と言えると思います。基礎トレーニングをやって基礎体力を上げてきた。NZで初戦、2戦目と多少、苦戦しましたが、長いプレシーズンを過ごしたことで実りがあったと選手たちは思っていると思います。チーム力を見ると、ケガ人やサンウルブズでリーダー陣や主力選手が離れているにもかかわらず、このような試合ができることが(チームにとって)自信になります。チーム内の結束力、信頼が高まっていると感じます。自分がリーダーじゃなくても、全員がチームに貢献することを躊躇なくできていることは、ワールドカップでチーム力上げるでしょう。そして、取り組んでいることが良い方向に進んでいると思います。

――最初のキックオフのミス以外はかなり圧倒していたが、JJが一番、満足した部分は?


一番感心、満足していることは、今回、意図的にハーフタイム中にコーチ陣がロッカーに入らず、リーダー陣に任せました。それは、(前半終了時点で)40点リードしていたので「勝ちの試合」になることはわかっていました。後半、リーダー陣が(そういう状況の中で、相手への)プレッシャーをきらさずに、ストロングフィニッシュできるどうか試したかったから。彼らは、任務を達成してくれたので非常に嬉しく思っています。

そこから見えてきたのは(選手同士の)信頼関係がしっかりと築き上げられているということ。ワールドカップでのチャンスが巡ってくるのは、「ビッグモーメント=大事な一瞬」にかかってくると思います。そのときにグランドでプレーするのはコーチではなく、選手たちなので、選手たちが自信を持って、決断、判断する力を養うことが必要になってくるのです。

――アタックのキック精度が良かったが


キックは我々の戦い方の中で重要な要素。ビデオや遠目だと(相手に)スペースがあるということがわかりますが、プレッシャーの中でキック使えるのは難しい。その中で田村(優)や(松田)力也はスキルや自信、良いビジョンを持っています。ハイランダーズBはディフェンスで前に出てくることがわかっていたので、必ず裏にチャンス、スペースがあるということがわかっていました。その上での戦法でした。

今日の勝ち方で私が感心したのは、キックから得点、モールから、さらにスクラムから得点するチャンスを作っていたこと。スクラムでは新たな選手が機能していたと思います。このようなプレーから得点に持っていくには、リスクがあるように思えるが、大きな大会を控えて、私達のようなチャレンジャーはリスクを背負ってでも勝負しないといけないのです。


――このメンバーでスーパーラグビーを戦うようなプランは?


数名をサンウルブズに送るという計画はありますが、サンウルブズにもスーパーラグビーのシーズンをストロングフィニッシュさせたいですし、同時にPNC(パシフィックネーションズカップ)のための準備が必要なので、誰がとこで、ということは言えませんが、時期を見て選手をサンウルブズに送ることはあります。

――今日でワールドカップの開幕まで残り5ヶ月。今後のプランは?


プランは当初から変更していません。今回、ハリケーンズBにも若手がいましたし、我々も若い選手にチャンスを与えて選手層を厚くしていきたい。あとは選手同士の信頼関係をもっと強くしていきたい。今のメンバーたちは2~3年一緒にやっていますが、ワールドカップに向けてもっとチーム力上げていきたい。次のフォースも、オーストラリア遠征でも、手強い相手なのでチーム力をさらに上げていきたい。

――今日の試合の課題は? 


間違いなく言えるのは、あのような出だしをテストマッチでしてしまってはいけない。なぜそうなってしまうかというと、試合前の数時間、どう過ごすか、どう考えるかということにあらわれてきます。自分の中で過ごし方の点で気づいたところがありました。キックオフでボールをハンブルしてターンオーバーになって松島、福岡と経験があり、優秀な選手にも関わらず、コミュニケーションエラーが起きました。

ただ、その中で感心しているのは、見事に挽回して、起こってしまったミスを水に流して、最終的には60点取ったことは本当に嬉しく思います。今後は(そこに)フォーカスしていきたい。


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