14日、ラグビー日本代表は、オーストラリアAとの強化試合最終戦にむけて前日練習を行った。練習後、強化試合に初出場となる稲垣啓太(PR)と山沢拓也(SO)、そしてチームを率いる坂手淳史(HO)が取材に応じ、意気込みを話した。
「まず自分の役割だけでいい。それができてから次のプレーをすべき。」稲垣啓太
――先発することについて
一人が変わって何か変わるのは簡単じゃないですが、自分の役割ができるか。15、23人が効果的に役割を果たさないと結果が伴わない。
(この2戦をみて)みんなの頑張りはすごかったが、大事な場面でディテールや役割の遂行でほころびが出た。それが結果にあらわれた。自分の役割をまずしっかりやること。それを15人がやっていければいい。
自分たちではこういう「同じ画」を見れているとおもっていたが、FWとBKで違う画を見ていた。そういったことは試合の結果が伴っていないの受け入れることが大事。難しいことかもしれないが、(受け入れた上で)乗り越えられていると思うので(チームとしては)結果を出せる段階に入っていると思います。
前回の試合ではペナルティが11個ありました。そこは不必要なもの。相手が狙っていたかもしれないが、プレー選択でのミスがあった。そういう場面でペナルティが生まれていた。まず自分の役割だけでいい。それができてから次のプレーをすべき。僕も15人としての役割、PRとしての自分の役割をしっかりやりたい。