若手中心のオールブラックスと対戦したジェイミージャパン。ケガから復帰したFL姫野和樹は、世界最高レベルのラグビーを身をもって体感。この経験のイングランド戦、ロシア戦、そして2019年の糧にしてさらなる進化を目指す。
第一声は「強いですね。」だった。
――どういう80分でしたか?
まあ、強いですね。一つ一つのプレーの質が高い。自分たちのラグビーが出来なかった。させてもらえなかった。個人としてもそうですし。ただシンプルなことをやっているんですけれど、精度や質が本当に高くて、チームとして勉強になりました。シンプルなプレーの精度を自分たちもあげていかないと今後勝てないなと思いました。
――オーストラリアとやりましたがその強さとはまた違うもの?
オーストラリアももちろん強いですけれど、僕たちのやりたいことの裏をかいてくる。すごいスマートなラグビーをしてきます。フィジカルな部分もありましたし、勝負の大事な局面を理解していて、そこでのプレーの選択、判断がすごいなと感じました。