6月18日に行われるウルグアイ代表と対戦するラグビー日本代表の試合登録メンバーが発表された。ジェイミー・ジョセフHCは当日ゲームには行くものの、堀川隆延HCらNDSのコーチ陣に試合の指揮を託す。日本代表へ引き上げる要因について質問されると、特定の選手をあげることなく全員のパフォーマンスに注目するとし、「ここからの18ヶ月、自分たちのラグビーを証明することが自分たちの挑戦になる。」と意気込みを話した。
――当日、指揮を執るのか?
(当日)ゲームには行きます。選手のパフォーマンスを観察します。(ゲームは)堀川、ソアカイ、斉藤のコーチ陣に任せます。選手の選出は自分がやりました。良い試合をすることを楽しみにしています。
――LO辻雄康に関して
この2つのチームに関してヘッドコーチとしてはワンチーム、一つの家族だと思います。ウルグアイ代表戦で選手をしっかり育成することができますし、いい経験を積ませることができます。LO辻は別府でスタートして、代表メンバーのケガもあり、彼のパフォーマンスを見た上で宮崎に呼びました。一度も(一緒に)仕事をしていなかったこともあり興味を持ちました。PR北川賢吾も同じ状況で、(代表チームの)ケガやパフォーマンスでチャンスを与えました。
――ウルグアイ代表戦で見たいポジションは?
全員を見ています。テストマッチでプレッシャーに耐えることができるか見ていきます。違うチームから来て、違う形で準備してきて、準備の部分もしっかりできているか見ていきたい。1週間しか準備期間はなかったが、どうできるかチャレンジだし楽しみにしています。
――2つのチームを同時期に動かすことは大変なのでは?
スターティングポイントとしては2年半で6試合しかできなかったことがまずあります。その中で選手を育成することは難しかった。チームを加速するために、選手を育成するためにも、協会としても今回の取り組みは良かった。2016年はサンウルブズ、日本代表、NDSを見て、責任もあって自分も選手を選考して、W杯で最高の準備をしてW杯のパフォーマンスにつながった。パンデミックで難しかった部分もありますが、今回の選考では堀川隆延HCもいい仕事をしてくれたと思います。