30日、ラグビー日本代表、トニー・ブラウンコーチがオンライン会見に応じ、3日に控えているアイルランド戦、そして、26日に行われたライオンズ戦について言及した。ライオンズ戦については「チャンスを作ることができたが、遂行力が足りなかった」アイルランド戦については、「ホームでの勝率85%の相手、ビッグチャレンジだ。」と話し、ライオンズ招集やケガ人いてメンバー変更が生じるアイルランドに対し、「そこをチャンスと捉えて戦っていきたい」と話した。
――ライオンズ戦を振り返って
たくさんのチャンス、機会をつくることができたが遂行力がなくトライを取れなかった。チャンスを活かすことができたら勝利することができた。チャンスを作れたことはとてもエキサイティングな気持ちです。
――遂行力の部分
どちらかというとスキルベースのエクスキューションの方です。チャンスを作れたが、仕事として仕留めきれなかった。スキルの部分と個人の部分の遂行力を上げていかなければならない。
特にチャンスを作った時に、ライオンズ側がすごくプレッシャーをかけてきて止めてきた。テストマッチではそういうプレッシャーの中で(トライを)取り切ることが重要になると思います。
――もっと時間をかけたいという気持ちか、それとも満足している気持ちでしょうか。
準備の期間よりも、ラグビーのゲームを一緒にやっていくことが大切です。2年間、ラグビーができていなかったので、テストマッチラグビーをベストなチームに対してやっていくことが成長できる糧になると思います。
――アイルランド戦に向けて期待していること
アイルランドはすごく強いチームですし、ホームゲームでは85%の割合で勝利している、タフなチームです。すごく大きなチャレンジになると思います。新しい準備をして、自分たちのラグビーをしっかりすることができれば、いい結果が出せるのではないかと思っています。