リーチマイケル「アウェイで勝つのは本当に難しい。」 | ラグビージャパン365

リーチマイケル「アウェイで勝つのは本当に難しい。」

2021/11/21

文●編集部


20日、ラグビー日本代表は欧州ツアーの最終戦を、敵地・マレーフィールドでスコットランド代表と戦った。前半リードを許す展開で追いかけるジャパンは、後半、足の止まってきた相手に対して、積極的にしかけプレッシャーをかけペナルティーを獲得。先発のSO松田力也のPGで点差を縮める。後半、CTB中村亮土の絶妙なキックで新ルール「50/22」が適用され敵陣ゴール前ラインアウトのチャンスを迎えると、インパクトプレーヤーとして投入されたFLテビタ・タタフが相手ディフェンダーに絡まれながらもトライ。6点差まで追い上げた。終了間際、自陣での反則からSOラッセルにPGを決められノーサイド。20-29で敗れ、欧州ツアーを1勝2敗で終えた。

試合後のオンライン会見に応えた、リーチマイケルは「アウェイで勝つのは本当に難しい」と話した。

相手のホームアドバンテージ――心が折れない。80分での戦いがどれだけ重要か。

――アウェイでこのスコア。満足感は?

 
あらためてアウェイで勝つのは本当に難しいなと思いました。今回、9点差で負けても満足はまったくない。チームの成長、アイルランド戦から振り返ると成長はできていると思います。ただアウェイでどうやって勝つか、もっと真剣に今後考えないといけないと思います。


――アウェイの相手に勝つためには


今まで通りの準備をやってきて、相手のホームのアドバンテージがあるのを考えてやってきて、相手が簡単に折れないところがあるとあらためて思った。他のチームだとちょっと、心折れるのが見えてくる。アウェイだとそういう部分が見えてこないので、80分での戦いがどれだけ重要かあらためて思いました。


――海外はボール動かすスタイルが増えてきたのでは? 


正直、俺、ジャパンだけにフォーカスしていて他の国のラグビーを詳しくみることないが、世界のスタンダードが似てきているのかなと思います。スコットランド、アイルランドはどっちかとボールを使って速いラグビーをしようとしています。今回、日本はボールポゼッションを60%にしようとしています。その中で、勢いがあるところ、ないところの判断を磨かないといけない。

9番、10番の判断大きく変わると思います。今回のツアーでは(松田)力也の成長があり、部分、部分も成長したことがある。アウェイで勝つためにもっと磨かないといけないところあります。自分たちのラグビーするために、いかにボールキャリーが前にいけるかが大事かなと思います。

――今回のツアーで2023年のW杯に向けてプラスになることは


新しい選手が代表に入ってきて、育成も含めて、いろいろたくさんできたと思います。ジャック(・コーネルセン)、(ディラン・)ライリー、(シオサイア・)フィフィタ、(テビタ・)タタフ、(齋藤)直人、(中野)将伍とたくさんの選手がジャパンのスタンダードや世界のスタンダードを感じた1年間になったと思います。ここで感じたこと、次のリーグワンで、自分の課題を見つけて、次に合流したときジャパンのスタンダードがワンランク上がればいいなと思います


――キャプテン外れたツアーでしたが


今回のツアー、ケガで2試合出られなくて、外から見ることが久々でした。キャプテンの席から外れて新鮮でした。今回のツアーで良かったことはキャプテンから外れて、試合に出られない動きを見ていると、チームが勝つためにはいろいろな人が動いているなと思いました。

徳永、福井が相手の分析したりマノ(レメキ)が出られなくて、悔しい思いをしても相手の分析してノンメンバーのアタックを見たり、(髙橋)汰地、淺岡、福井といった若い選手といいコミュニケーションとれたのは、今回のツアーではすごく良かった。キャプテンから外れてミーティングの準備とかない分、若い選手とたくさんコミュニケーションを取ることができました。


――フィジカルなフィーリングはどうだった? 


日本代表はタレントが揃っているチームじゃないと思っています。もちろん優れた選手もいるが、一発でトライを取る選手がいなくて、その分、感情を入れ込まないと勝てない。特にアイルランド戦、最初からやられたり圧倒された感じがあって、今回のツアーで、日本代表のプライドだったり、パッションを少しずつ磨いてきて、今回のパフォーマンスができた。


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