4日、ラグビー日本代表は6日に行われる南アフリカ戦の試合登録メンバーを発表。HO北出卓也が初キャップ。さらにジェイミージャパンとしては初出場となるWTBアタアタ・モエアキオラがメンバー入り。さらに怪我による欠場でPNC(パシフィック・ネーションズカップ)に出場しなかったPR具智元、PR中島イシレリもメンバーに入った。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチが取材に応じた。
「強豪のベストメンバーに自分たちの力を試せることは私も選手たちも楽しみにしている」ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ
お越しいただきありがとうございます。W杯直前の試合で、非常に大きなテストマッチになると思います。相手は強豪チームです。PNCではティア2のチームに対していいパフォーマンスが出せました。次の対戦相手は、自分たちにとってステップアップになると思いますので、選手たちも非常に楽しみにしています。ワールドカップ(以下、W杯)の準備という意味では、正に『必要な試合』になると思います。
そしてこの何週間にいただいた、いろんな質問の中で、W杯前の前に南アと対戦することがリスクではないかという質問ありました。私はなぜそういう質問するのか、なかなかわかりません。今までティア1と全部の国と戦ってきましたが、今回が最後のティア1との戦いです。そのような強豪としっかり試合しないと現状把握ができないのです。我々にとって『必要な試合』です。そして世界で最も大きな対戦相手、しかも身長も高い相手だと思います。かなりフィジカルな、我々がチャレンジすべき相手です。
(相手の)エラスムスHCが今回ベストメンバーを出してきたのは、日本代表に対してリスペクトしていると捉えられます。選手たちも、強豪のベストメンバーに自分たちの力を試せることの楽しみにしています。