2019年10月13日、横浜決戦――世界のラグビーシーンを驚かしているラグビー日本代表。この3年間はこの日に勝利するために積み上げてきた。ここまで3勝の日本。先発を託されたNO8姫野和樹。スコットランド戦にむけた思いとは。
――台風が近づいている。どう調子整えている?
台風来ていますけど、別に、そこコントロールできないですし、まあチームとしても個人としても今まで通り自分たちにフォーカスしてやってきた。台風はあまり気にせず自分たちのやるべきことをよりクリアして、今週、いい準備ができたと思うので、あとしっかりと試合当日に自分のパフォーマンスを出せるように心と身体を整えるようにしたい。
――スコットランド戦のキーワード、テーマ、リーダーグループとして準備したこと。
キーワードとしては、予選プールラストの試合で、しっかり自分たちの準備してきたことやるべきことにフォーカスすること。パフォーマンスを出せるためにいつも通りの一週間の準備ができるように、リーダーとして促してきたつもりだし、チームの練習や雰囲気がかなりいい状態だと思います。あとは出し切るだけかなと思います。
――月曜日、練習中に少し深刻そうにジェイミーと話していた。顔にキズもある?
3試合目で身体的な疲労もたまってきて、身体に痛みがちょっとあったので、そこだけで問題ないよとあの場で伝えました。練習、かなりハードなことをやってきているので、試合でもよりハードなプレーができるかなと思います。
――メンバー外の選手の貢献について。ツイッターでもつぶやいている徳永選手の存在は?
トクはアニキみたいな感じで僕のことを気にかけてくれますし、食事に行きます。チームだとラインアウト分野でリーダーシップ取ってくれるので、チームとしても個人としても頼りにしています。
――大会に入る前から1週間に1度試合。週頭から同じ準備。気持ちや盛り上げる方法を見つけることができた
W杯に入ると、気合い入り過ぎて、今、午後はフリーですし、オンのところは自然とオンになる。オフの時間の使い方を大切したりしています。あまり気合い入りすぎだと疲れてしまうので、しっかりと気持ちや身体を休めることをすごく気にしてやっています。
――今回もNO8で出場します。W杯で自信を持つことができた
W杯で自信をつけたわけでもなく、この3年間、レベルの高い試合の中で自信を積み重ねてきたので、W杯も胸を張って自信を持ってプレーできている。NO8として、チームを前に出すことが、よりチームのアタックを強力にすることにつながる。前に出ることを常々、少しでも前にでることを意識していますし、そうすることが自分の仕事かなと思います。