坂手淳史キャプテン「5週間の準備でこういうゲームができたことは大きな収穫」 | ラグビージャパン365

坂手淳史キャプテン「5週間の準備でこういうゲームができたことは大きな収穫」

2022/07/10

文●編集部


9日、ラグビー日本代表はフランス代表とのテストマッチ第2戦を15-20で勝利することはできなかった。それでも、第1戦の反省を一週間でしっかり修正し、「勝てる」試合展開をつくりあげていた。新しい選手、ベテランの選手が入り混じった構成であっても高いスタンダードがしっかりとチームに根付いていることを証明した。チームを率いてきた坂手淳史キャプテンが試合後の会見で話したこととは。


悔しいです。勝つべきゲームでしたし、勝てるところまでいけたと思ってます。この1週間だけじゃなくて、このチームが始まって5週間、勝つためのラグビーを落とし込んできました。良い形での役割という理解だと思うし全員がしっかりと役割を理解した上でゲームに臨めたと思ってます。

その中で最後は少し遂行力の部分で足りない部分はあったかなと思っています。もう一歩、その一歩はすごく大きなものだと感じましたし、ティア1に勝つためにはそこを追求していかなきゃいけないんだなと改めて思いました。


――ラインアウト


手応えがあります。ノットストレートもミスになった部分もディテールの部分は、ジャンパーにもリフターにも出てしまったかなと思っています。少しサインミスもあったのでディテールの部分は修正して、いいコミュニケーションをとっていきたい。高さがある部分、スピードも生かしていきたい。



――来年のワールドカップにむけて、ティア1のチームとの距離は縮まったのか。


どうですかね、今日のチームとずっと試合するわけじゃないので、距離感は難しいですけど、僕たちのラグビーをもっと構築していくというのはさらに進めていかなければならないと思っています。疲れた中でどういうプレーができるか、さきほどジェイミーが言いましたけど、ノックオンだったり、ゲームを決めることができる場面が多くあった中でのミスもありました。そういったところでは、差を感じています。

そこは自分たちの中でイチから落とし込んでいけば、自分たちの武器になっていく部分だとおもうので、さらに成長していきたい。

――キャプテンとしてチーム作りにおいて一番注力してきたこと。チームがどのように変わってきたと感じるか。


5週間かけて僕がチームに伝える上で大事にしていたのは、キーポイントだったりとか、フォーカスポイントっていうところにわかりやすく伝える、そういう中でどうゲームにそれが影響するのかっていうところを伝え、そういうところを意識して僕はやっていました。

チームとしても、リーダーもすごく若かったですけど、そのリーダーもよくコミュニケーション取ってチームをうまく進めるためにたくさんドライブをしてくれたので、それはすごくポジティブだと思います。



新しいリーダーシップの中でチームを5週間引っ張って、こういうゲームを戦えたっていうのは本当に大きな収穫だと思っています。ここからもっともっとチームが良くなる上で本当に全員がリーダーをやらないといけない。全員がドライブしながら全員が繋がっていくように日本のラグビーだとやってもらって、それがもっともっとできるように横から頑張りたい。


――ディフェンスで良くなったこと


良くなった点でいうと22mの中でのディフェンスはすごく良くなったんじゃないかなと思います。そこの攻防で相手にトライを取らせないというところを意識してやってきました。先週も通じてやっていたんですが、今週は更に意識できた。

相手の選手が疲れているのをすごく感じました。プレーが終わると、相手のPR、HOの選手だったりセットが遅かった。僕らは早くセットして、相手にプレッシャーをかけていくことを意識してやっていました。


――昨日、安倍元首相がなくなるというショックな出来事がありましたが、何かチームに影響はあったか?


悲しいニュースでびっくりしたニュースでした。僕たちも安倍さんとは、ワールドカップのときにも試合後ロッカールームに来ていただいたこともありましたし、ワールドカップ後には数名の選手が総理官邸にも行かせていただいて、少しお話をさせていただくという機会をいただきました。



そういった中で、本当にたくさんラグビー界に関してだけでなく、本当に日本の全てのところに対して貢献された方だったので本当にびっくりと悲しみとが入り混じった感情でした。

ただ、テストマッチは止まらないというところなのでラグビーにフォーカスして、自分たちのやるべきことにフォーカスした金曜日だったと思います。

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