ウルグアイそしてフランスとのテストマッチに向けて宮崎合宿が始まったラグビー日本代表。流大(SH・東京サンゴリアス)とともに共同キャプテンに選ばれた坂手淳史(HO・埼玉ワイルドナイツ)が、宮崎合宿初日の練習後に取材に応じた。キャプテンとして意識していることは。
――今回どのようにキャプテンは伝えられましたか?
(プレーオフ)決勝の次の日ですね。ジェイミーからミーティングしたいということで、(流)大さんと2人でズームやったんですけど、そこで告げられました。
――その時はどういう言葉でキャプテンを選んだ理由を聞かされましたか?
日本人にリーダーが必要で、チーム全体に同じ画を、セイムページ(same page)を見せられる、そういうリーダーが必要ということで、選んで頂いたと思っています。今、(流さんとは)話しながら、これからですけど、どういったところでリードしていくか、得意、不得意あると思うので、2人で良い形でやっていけたらなと思いますし、年も近いですし、一個上の帝京大学の先輩なので、話しやすいですし。一緒にやっていきたいなと思っています。
――日本代表のキャプテンに選ばれた気持ちはいかがですか?
重圧はありますけど、でもあんまり考えすぎず、自分らしくやっていきたいと思いますし、自分らしくこうチームをリードできればなと思います。僕よりもたくさん経験ある選手、堀江さん、リーチさんはじめいるので、そういった選手にも助けられながら、たくさんいろんなことやっていきたいと思います。
――日本人リーダーが必要な理由は?
日本代表なので、その中で2019年勝った時、2015年でもそうだと思うんですけど、日本人特有の強さっていうのがすごく大事だと思いますし、それをこれから2023年に向けて作っていく上で、日本人のリーダーというのはもちろん必要だと思います。今までのリーダー、リーチさんだったりラピースだったり、素晴らしいリーダーなので、そういったリーダーの方ともコミュニケーションをとりながら、日本人がそこでまたドライブできるようにやっていきたいなと思っています。