姫野和樹「今は自分の状態を100パーセントに」大怪我から順調に復帰―慌てず「6試合で肌感覚を慣らす」 | ラグビージャパン365

姫野和樹「今は自分の状態を100パーセントに」大怪我から順調に復帰―慌てず「6試合で肌感覚を慣らす」

2022/09/23

文●編集部


ラグビー日本代表合宿は第3クールを迎えた。台風も去った20日から場所を宮崎に変え合宿を続けている。

新しいチームスローガン「OurTeam」

新しいチームスローガン「OurTeam」



チームスローガンも「Our Team」と決め、そのビジュアルもオープンとなった。「One Team」からさらに上を目指すためのスローガンだが、その詳細についてはこちらの記事を参照してほしい。


22日、WTB松島幸太朗、NO8姫野和樹、FLリーチ・マイケル、SH齋藤直人、WTBシオサイア・フィフィタらがオンライン会見を行った。初めてハムストリングスを怪我した姫野和樹は、ようやく復帰して3日経つものの、状態としては順調に回復しているという。10月末から迎えるテストマッチ3連戦、その前に行われるオーストラリアAとの3連戦について、チームとして、自身としての思いを話した。




――テストマッチ3連戦(ニュージーランド・イングランド・フランス)について


すごく日本代表にとって素晴らしいチャレンジになる。(ワールドカップで対戦するイングランドと戦うことについて)僕としてはやっておいた方がいいと思います。彼らがどういったラグビーで来るかわからないが、ヨーロッパの会場の雰囲気も経験できるし、規模が違うくらい観客が入るし、ヨーロッパのファンの熱量を感じることができる。そういう雰囲気になれていない若い選手にはいい経験になると思います。


――ラグビー以外の面でも欧州遠征することでいい点は?


若い選手は海外遠征して試合をこなすという経験がないので、環境や食事などでストレスもかかる中で来年本番を迎えないといけないので重要な経験になると思います。


リーチマイケル

リーチマイケル


――練習にいくと、稲垣啓太選手やリーチ・マイケル選手からこのキャンプが充実しているということを感じました。その要因として感じることはありますか?


3部練習がないこと(苦笑)。それは半分冗談で言いましたが、その分(夕食後に)チームメンバーとコミュケーションできる機会や時間が多くなっているのはすごくメリットだと思っています。チームづくりに必要な関係性構築もできているし、練習の質も上がっているので、キャンプが充実していると思います。

キャンプに入る前、ジェイミー(・ジョセフHC)も「夜はそういった時間に使ってリカバリーして(次の日も)練習しよう」と言っていたのでそれがいいかなと思います。

ワールドカップまで1年―「自分たちが求められているのは目先の試合。今に集中」

モニターで動きを確認する選手たち

モニターで動きを確認する選手たち



――ご自身の状態はどうですか?


ラグビーに復帰して3日くらいですが、3日終えた段階ではハム(ストリングス)の状態もいいです。今後、強度が戻ってきたときにどういった反応がでるかわからないですが。僕としては、(オーストラリアA代表の)1戦目から出たいという思いですが、(今回)初めて大きな怪我をしたので、メディカルや専門の方の意見を聞きながらという感じです。



――W杯まで1年切りました。


別に今まで通りという感じです。残り1年か、と思うこともありますが、ただ自分たちが求められているのは目先の試合だし、今は、自分の状態を100%にすることが仕事です。未来のことに不安がってもしょうがないですし、今の仕事、責任を果たすことが大事。今に集中してやればいいかなと。




――秋シリーズで目標にしていることは?


目標としていることはチーム内MVPを取ること。ケガせず全試合出場することです。全試合出場についてはケガの具合でどうなるかわからないですが。

一貫性あるパフォーマンスを常に出し続けることが大事だと思っています、世界の選手を見ても一貫性ある選手がどんどんワールドクラスになっていきます。毎試合しっかりしたパフォーマンスを出すために、一貫性ある準備をして一貫性あるプレーをするのが大事。



――テストマッチでどんな経験を得たいか?


1年間、表舞台というか、世界のラグビーから離れていたのでフィジカリティーとかテストマッチレベルのスピード感に対して少し不安要素がありますが、今回は6試合あるので、その試合を通して、肌感覚を慣らしていきたい。


下川甲嗣

下川甲嗣



――若手選手の存在は刺激になっている?


はい。(刺激をうける選手は)いっぱいいますね。同じフランカーなら下川甲嗣はすごく良い選手です。もっとフィジカリティーで強くなればさらにいい選手になるだろうし、ワーナー(・ディアンズ)もそうです。本当に若い選手がたくさんいるので、才能ある選手たちが経験を積むことによって上手くなって、強くなるのは楽しみだし、チームとしての競争を生んでいます。自分自身も身を引き締めて練習に臨まないといけないし、チームとしてはすごく良い状態だと思います。


チームの中の立ち位置は、前回の大会より求められることが多くなりました。リーダーシップを発揮することが重要だと思うので自分の責任を全うしたいです。


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