久しぶりに代表合宿招集となったSO山沢拓也(埼玉ワイルドナイツ)。田村優、松田力也とは別タイプの司令塔としてジャパンラグビーにどう融合していくのか期待される。6日の練習はトニー・ブラウンアタックコーチがまだ合流していないためディフェンスのトレーニング中心となったため、アタックに関してはこれからだが、ファンタジスタの才能がブラウニーの考えるアタックと化学反応が起こるだろうか。
――久しぶりの代表合宿です
結構フレッシュな気持ちで、練習に臨めているかなと思います。自分以外のスタンドオフの選手たちもすごく個性があって、いろんな部分で優れている選手なので、自分としては今までリーグワンで見せていたようなプレー、その自分らしさっていうのを代表で評価してもらえたというところでもあると思うので、それを継続してプレーしていければいいかなと思っています。
――自身が思う自分らしさとは?
自分としてはチャンスがあれば常に攻めていくというところであったりとか、いろんなキックを使って相手にプレッシャーをかけたりなど、まだまだ完璧ではないですけど、そういったところが自分らしさだと思います。
――キックを蹴るときにどんな判断をして蹴っているのですか?
ボールをもらう前に相手のポジショニングをチェックして、ボールをもらった瞬間にもまたちょっとチェックして、あとは全部自分でやろうとすると中途半端になってしまうと思うので、外からのコールであったりとかっていうのもすごくちゃんと聞いて、その上で自分がどういうプレーするかっていうのは早く判断して、最後まで迷わずやりきるというところを常に意識しています。
―― ジョン・ミッチェルコーチからディフェンスの指導もありました。
常につながって横としっかりつながってしっかりディフェンスしていくということで、基本的には多分どのチームをやろうとしていることであると思うんですけど、それを具体的に、なぜそれをするのかっていうところもも落とし込めてもらえているので、すごくクリアになって練習できるかと思います。
――フランス代表の印象は?
すごく勢いがあるチームだなって思います。間違いなく世界で今、トップレベルのチームだと思うので、すごくいいチャレンジの機会だなというふうに思います。
――宮崎での合宿ですが何かラグビー以外でも楽しみにしていることは?
すごく暖かいっていうところと、ご飯も美味しいので、しっかり動きながら美味しいものをいっぱい食べられたらいいなと思います。宮崎牛がすごく美味しいので、もういっぱい食べられるような体ではないんですけど、かみしめながら食べていきたい。あとは地鶏を食べたい。