敵地での挑戦-茂野海人・具智元・シェーンゲイツの思い | ラグビージャパン365

敵地での挑戦-茂野海人・具智元・シェーンゲイツの思い

2021/07/03

文●編集部


2日、アイルランド戦を前にSH茂野海人、PR具智元、そしてアイルランド戦にリザーブとしてメンバー入りしたCTBシェーン・ゲイツがオンライン取材に応じた。

茂野はアイルランド戦リザーブとしての出場。そのことは週初めに話を聞いていたということで「直人はいいエナジー、遂行力をもってできている」と評価した上で、「自分もリザーブとして入ったときには同じように、エナジー、遂行力を持っていきたい」と話した。

サンウルブズ戦は怪我のため欠場となったが、ライオンズ戦では先発出場した具は、「(スクラムでは)これまでよりも(相手との)距離を取らされ、伸び切ってしまった。ただ、試合の中で修正できた。」と話し、アイルランド戦に対しては、こうコメントを残した。「一瞬も気を抜かず、一つひとつのプレーを頑張りたい」

出場すれば初キャップとなるCTBシェーンゲイツは、アイルランド戦は「自分や自分の家族にとって特別な瞬間です。自分の役割を最優先に、あきらめない姿勢、ハードワーク、惜しみない努力を見せていきたい。」と思いを話した。

SH茂野海人

――ライオンズ戦を振り返って


アタックのところでいうと、ブレイクダウンでけっこうプレッシャーかけられてしまった。チョークタックルで相手に持ち上げられたりしたので、しっかりそこは1週間で修正しているので心配していない。

個人的にはディフェンスのところの指示や、役割をオーガナイズできるようにしっかりやっていきたい


――今回はリザーブからのスタートです


出るときのシュチュエーションにもよると思うが、試合に出たときに、そのシチュエーション、シチュエーションでしっかりと役割をこなせるようにとやっています。


――アイルランドの印象は?


キックも多用してくるチームですし、ただジャパンとしては、それに対してどうするか明確になっているので、ジャパンのラグビーにフォーカスを置いてやることが大事かなと思います。


――新人のSH齋藤にアドバイスしたりするのか

キックの話だったりゲームプランの話だったりを齋藤だけでなく荒井とも話して、SHが全員、同じ認識、理解を持てる状況にするように意識してSH同士で話すことが多い。2人ともすごくレベルの高い選手ですし、アドバイスするところはアドバイスしてはいるが、僕が苦労してというあれではないです(苦笑)。


――藤井チームディレクターが、バブル生活でゲームを持ち込んだりと話していました。


チームの中でグリーン、レッド、イエローとあるが、叩いてかぶってじゃんけんぽんなど、チーム対抗でミニゲームしたりして、バブルの中でストレス発散できるように、やっぱり、楽しいところがないとどうしてもストレスたまってしまうので、上手くチームで発散されているのかなと思います。


――今回のメンバー発表はいつあったのか?


他の選手はわからないが僕の場合は、週の初めの方に伝えられました。齋藤が2試合通して後半からエナジーあるプレーができていたので、(先発の)チャンスを与えたいという話でした。僕自身も齋藤がいいエナジー、遂行力を持ってできていると思っていたので、僕自身は今週リザーブなので、入ったときにいいエナジー、遂行力を持って頑張りたいなと思います。



距離を取らされてペナルティーを取られてしまった。ただ、試合の中で修正できた・PR具智元

――ライオンズ戦のスクラムを振り返って


自分たちの練習してきたスクラム組めたときは、すごく安定して組めたが、トップリーグよりもすごい距離があって、レフリーに距離を取らされて、落ちてペナルティーを取られた部分は、もうちょっと自分が組んだ瞬間、足をつめられればできたところなので、そこはすごく反省しています。


――どんなスクラムを組みたい?


先週の反省をすごい意識して練習で組んできたので、すごく安定したいいスクラムを組んで、相手が押してくるときはこっちも固まっていいスクラムを返せればいいと思います。日本代表がやろうとしている8人でガチッとしたスクラムを組んでいきたい。


――どんなことを意識して練習していたのか?


トップリーグより、距離を取れてヒットした瞬間、自分の足が伸びきったりしていたので、組んだ瞬間、足をつめたり、距離が遠くても足が伸び過ぎないように意識していました


――反則に見せないマネジメントを意識している?


この前、久しぶりの外国のチームとの試合、かつ復帰戦でもあったので、自分側で伸びきって(反則を)取られたシーンがあった、3番として伸びきらないで、しっかりシステムを信じて8人で組んでいきたい。一人で伸びきって倒れることのないようにしていきたいと思います。


――W杯のセットとは違うが……アイルランド代表はどんな印象


すごい特徴があるわけではないが、自分たちよりでっかいし大きいパックなので、でも、その分、姿勢もちょっと高い感じがあるので、8人で今まで通り、自分だけ伸びきったりしないで、8人で信じて組めれば問題ない。


――スクラムの高さについて


低すぎて落ちる場面もあったので、相手よりちょっと低くセットして、相手にいい姿勢を取らせないのが大事だと思っています


――勝利すると、敵地でシックスネーションから初勝利となりますが


ライオンズで何人か抜けているのは知っていますが、すごく強いチームということも知っています。ホームゲームで強いアイルランドなので、しっかり、一瞬も気を抜かず、一つひとつのプレーを頑張っていきたいと思います。


――相手に分析される存在となって何かされたか、対応できたか?


距離が遠くて落ちたスクラムと、すごく時間かけて押して、押してコラプシング取られたスクラムとあったが、試合の中で距離が遠くても後半は伸びきらずに組むことができたし、相手が押してきてもガチッと固まるスクラムができた。ペナルティー取られたことは悪かったが、試合の中で修正できたのは良かったと思っています。


特別な瞬間。自分の役割を明確にもってプレーするのが最優先・CTBシェーン・ゲイツ

――アイルランド戦メンバー入りしました。今、どんな気分ですか?


とても楽しみです。私も私の家族にとっても特別な瞬間になると思います。これまで関わってきた人、コーチ陣のみなさんの尽力があっての試合になると思います。みなさんの尽力、努力を振り返ってみてもたくさんの犠牲や労力があったと思いますので、そういったことを含めて、明日、戦えるのが楽しみです。2016年に来日してからの夢や目標だったので、日本のために戦えるのが本当に楽しみです。


――感謝したい人とは


たくさんいて誰とは特別にあげられないが、南アフリカの学生時代からお世話になった人がたくさんいて、ジュニアのラグビースクール、10年プレーしたサザンキングス、来日するきっかけを作ってくれたロブ・ペニーさんなどがいて、感謝を家族とお世話になった人、愛する人、ファンに対して感じているので、名前を挙げていくとキリがないくらいいます。

――CTB中村亮土とラファエレティモシーとはプレーのタイプが違うが、どんなところで自分の強みを出したい?


自分が何よりも集中したいのはゲームプランです。これまで準備してきたゲームプラン、戦術があるので、自分の役割を明確にもってプレーするのが最優先です。それをやる上で、あきらめない姿勢、ハードワーク、惜しみない努力を見せていきたい。

加えて、スピード、アグレッシブさ、ボールを持ったときのプレー、スペースを見つけていって進んでいくことも見せたいし、楽しんでやりたい。まずは自分の役割を果たして、ゲーム理解をしていることを示したい。



――直前の試合で勝っているが相手はホームで強い。勝つために何か大事なのは?


アイルランドというのは強い気持ちを持っていて、自分たちがやることを譲らないような強さをもったチームです。メンタル的な部分では準備万端でやってくると思うので、我々としてはその上をいっていかないと勝つことができないと思っているので、メンタル面でもこの試合の大きさを理解して戦わないといけないという話をしていました。


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