13日、ラグビー日本代表はアウェイの地でポルトガル代表とのテストマッチを行い、38-25で2年ぶりの勝利を果たした。若い選手たちにチャンスを与えるということで、アイルランド戦とは大きくメンバーを入替えた日本はポルトガルのスピードあるアタックと自らのペナルティーから相手に勢いを与え終始ペースを握られる苦しい展開となった。後半には2枚のイエローカードが出させ、後半のほとんどを14人で戦ったが、最後は引き離して勝利した。試合後のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ、中村亮土ゲームキャプテンのコメントを余すところなくお届けする。
「コリジョンは改善しつつある。タックル後の精度をもっと向上」ジェイミー・ジョセフHC
2年間で最初の勝利となりました。まだ5試合しかしていないし試合の数も少ないし、新しい選手も入ってきています。相手がタフでしつこいチームでいいプレーしたと思います。後半、多くのペナルティーして、2回のイエローカードを出してしまうとチームとして難しくなってしまうので改善していかないといけない。(中野)将伍はすごくいいプレーしてくれた。日本ラグビー界の未来でも期待されると思います。
――リーチ選手のようなベテラン選手がイエローカードをもらってしまって落ち着かない状況があったが
リーチがどうこうより、チームとしての規律はペナルティーの問題だと思います。後半、リードしていたが、後半の入り、ペナルティー2回でイエローカード、またペナルティー2回でトライになった。ストレスになった。チームとして改善していきたい。
――中野選手について
限れた時間の中でチャンスを作って、トライ、ラインブレイク、オフロードをしてくれた。ポゼッションは60%で、イエローカード2枚で後半の半分は14人で戦っていた。勝てたことは良かったが次の試合で改善していきたい