7月1日、ラグビー日本代表は、「リポビタンDチャレンジカップ2022」フランス代表戦の前日練習を豊田スタジアムで行った。連日の猛暑で、練習が開始した10時30分も36°。まさ灼熱の厳しい状況下でピッチコンディションや最終確認に汗を流した。
当初メンバー発表があった選手のうち、SO山沢拓也が抗原検査で陽性となり、先発はSO李承信、リザーブにはシェーン・ゲイツが入る予定だ。練習を終え、SH茂野海人、初キャップとなるWTB高橋汰地、そしてPR稲垣啓太が取材に応じた。
「まだワールドカップは見えていない。まずは明日のフランス戦で結果を残す」PR稲垣啓太
――フランスのイメージ
フランスはセットピースに強い皆さんはご存知の通りだと思います。セットピース、スクラム、ラインアウト、モールから相手がペナルティを奪い、チームに勢いをもたらす。そこを起点にペナルティーからでもショットを狙えるし、確実にFWを前に進めてくる強さがあると思っています。
――フランス戦に対してワールドカップの位置づけ
ワールドカップに対してどういう位置づけになるかというと、僕自身は、この試合がワールドカップに向けて何か特別なという思いはないです。目の前のフランス戦に対して準備してきたことを出すだけです。そうやって、準備してきたものがしっかり出せれば、結果が出せる。僕ら全員信じているのでやるだけです。