日本代表、リーダー陣変更、ラピースが新キャプテン、中村亮土がバイスに | ラグビージャパン365

日本代表、リーダー陣変更、ラピースが新キャプテン、中村亮土がバイスに

2021/10/03

文●編集部


2日、宮崎合宿中のラグビー男子日本代表を率いる、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは、キャプテンにピーター・ラピース・ラブスカフニ(FL・クボタ)選手、バイスキャプテンに中村亮土(CTB・サントリー)選手に決定したことを発表した。

マイケルにはリーダーシップの責任を外して、100$プレーヤーとしてより集中できるように

キャプテンとバイスキャプテンを変更しました。合宿中ではありますけれど、リーダーの変更を公表することは重要だと思います。ラピースをキャプテンに、中村亮土をバイスキャプテンにしました。

理由はいくつかあって、まずマイケルは長い間素晴らしいキャプテンでした。素晴らしいリーダーシップを持っていますし、ハードワークで、ワールドカップに3回出場するなど多くの経験も持ち、チームを牽引する存在であることには今も変わりありません。彼は今でも世界屈指のラグビープレーヤーの一人ですし、彼のスキルや経験はチームに必要なので、これからはリーダーシップの責任を外して100%プレーヤーとしてより集中できるようにしたいと思いました。

もちろん、チーム内で彼が他の選手を牽引していく存在であるのは変わらないでしょうし、さらにもっとラグビーに専念できるようになるでしょう。若い選手でもないのでキャプテンの交替は必要な判断だと思いました。マイケルにはラグビーファーストでいてほしい。これが一つ目の理由です。

新キャプテンに指名されたラピース。

新キャプテンに指名されたラピース。

次に、ラピースの任命ですが、彼はすでに2019年のW杯でも(ゲーム)キャプテンを務め、そこで出色のリーダーシップを見せました。そして中村は、日本代表に戻ってきてからは大変素晴らしいプレーをしましたし、サントリーでもリーダーとしてチームをまとめ上げていますので今後代表のキャプテンとしても期待されます。この2人がチームのリーダーにふさわしいと考えました。

バイスキャプテンになった中村亮土

バイスキャプテンになった中村亮土

 

――キャプテンを決めるプロセス。他の選手も考えたか、最大の決め手は?


リーダーシップグループはコーチ陣と密接な関係が必要だと思います。しっかりとオン、オフ含め方向性を共有し、テストマッチでしっかりとベストを出せるようにする。キャプテンにはマネジメントやメディアへの対応やいろいろな責任があります。4回目のW杯となるリーチにはしっかりとラグビーに向き合える環境の方が良いと思いました。


2019年ワールドカップではゲームキャプテンを務めたラピース。

2019年ワールドカップではゲームキャプテンを務めたラピース。誰もが認める人格者だ。


ラピースについては生まれながらのリーダーシップを持っていますし、姿勢も素晴らしく、安定感もあり、英語も話せます。日本語はあまり話しませんが、日本のラグビー、文化をきちんと理解しています。中村選手はキャプテンをサポートし、また自身もリーダーとして成長してきているので、2人に任せようと思いました。

所属のサントリーでは前シーズンキャプテンを務めリーダーとしての成長も評価

所属のサントリーでは前シーズンキャプテンを務めリーダーとしての成長も評価

 

ピーター・ラブスカフニ


本当に名誉で光栄な気持ちです。このチームは特別なチームです。 私とここにいる仲間たちの心の中は、桜のジャージーを着て自分たちのベストを出し、日本を代表することに向け、熱い気持ちでいっぱいです。私たちの行動から、チームのビジョンや価値を皆様にお見せできればと思います。また家族や友人、最終的には日本の皆様に誇りに思っていただけるように頑張りたいと思います。私たちはこれからの試合、挑戦に向けてとても興奮していますし、楽しみな気持ちでいっぱいです。

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