10月19日、日本代表メンバー34名が発表された。選手選考、そしてこの11月ツアーの戦い方に関する質疑に対してジェイミーHCが答えた事とは。
――WTBレメキが代表に復帰しました。
レメキはケガをする前は本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていた。アルゼンチン戦や欧州遠征を経て、ケガをしてしまったのは残念でした。複雑なケガだったが今回完治して(代表に)戻った。
我々の方でコンディションを見て、チームに最もフィットしている選手で、最も強いバックスの選手と捉えています。フィジカル面は他の選手と比べても卓越したものがあると見ていました。
一つ、彼の課題を挙げるとすれば、普段、プレーしている環境が日本の中でセカンドティア(所属しているホンダはトップウエスト)にあたるので、代表に合流すると少し戸惑うところあると思います。代表の4試合で素晴らしいラグビーを見せてくれると私も期待している。
――CTBマレ・サウ、中村亮士らこれまでの3回行われたNDS合宿は不参加だった選手が選ばれ、合宿参加組で選ばれなかった選手もいます。
立川(理道)は「CO・キャプテン(リーダーの一人)」として位置付けていますが、先週は負傷してしまい、3週間かかる。テストマッチは厳しい。その中で、最初の2試合はオーストラリア戦など控えている。そこを鑑みたときに、ここに誰かを入れないといけない。
若いCTBで(シオネ)テアウパを入れている。普段のテワウパがプレーしている環境を考えると、同じチーム(クボタ)でプレーしている立川というのがあるが、立川はケガをしている。若い選手で補完を考え、松田力也も入っているという経緯があります。