日本代表候補選手52名が発表-35名まで絞り込んで6月にむけて合宿へ | ラグビージャパン365

日本代表候補選手52名が発表-35名まで絞り込んで6月にむけて合宿へ

2021/04/12

文●編集部


12日、JRFU(日本ラグビーフットボール協会)は、15人制男子日本代表候補選52名を発表した。まだ来日していない、ジェイミー・ジョセフHCは協会リリースにコメントを発表。藤井雄一郎代表強化委員長がオンライン取材に応じた。

「経験値のあるプレーヤーとポテンシャルを持つプレーヤーのバランスが取れている」ジェイミー・ジョセフHC

最後のスコッド発表から長い時間が経ち、ずっと待っていましたが、これから始まるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズへの挑戦にものすごく胸躍る気持ちです。

史上初となるこの対戦は、チームにとって非常に特別な機会となるでしょう。このスコッド発表が、私たちの準備の第一歩となります。

2021年のトップリーグでは、素晴らしいチームパフォーマンスがあちらこちらで見られ、チーム同士の争いはこれまで以上に接戦を極めていて、日本ラグビーの成長にとっては素晴らしいことだと思います。

ラグビーワールドカップ以降、代表から引退したプレーヤーもいれば、個人的な理由で代表選考の対象にならなくなったプレーヤーもいます。これによって、次の選手層にいるプレーヤー達には、全力をぶつけて代表レベルでプレーできることを示すチャンスが与えられます。

今回のスコッドは、経験値のあるプレーヤーと今後代表でプレーしていくポテンシャルを持つプレーヤーのバランスがうまく取れています。これからの2年でチームの層を厚くしていく必要があり、今回のスコットランド遠征はそのスタート地点に過ぎません。

トップリーグも終盤に入り、ノックアウト式のプレッシャーの中で最高のラグビーを見せることができるのは誰なのかがわかるでしょう。35名の最終スコッドは、5月の決勝が終わってから発表したいと思います。


今後のスケジュール

2021年
5月24日:合宿メンバー発表
5月26日~6月8日:合宿 (大分県別府市)
6月12日:強化試合 (エコパスタジアム/静岡県)
6月16日~:スコットランド遠征
6月26日:ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦 (BT Murrayfield/スコットランド・エディンバラ)

藤井雄一郎日本代表強化委員長


今回ワールドカップが終わって、何度か合宿や試合を試みましたが(コロナの影響もあり実施できませんでした)今回はなんとか実施したい。前回のワールドカップ大会に出場した選手を中心に50名、そこから35名に絞ってライオンズ戦に向かっていきたい。ケガもあって調整は必要ですが。トップリーグで調子のいい選手など、初選出の選手はどれだけ強度の高い状況でプレーができるか見ていきたい。

――今回のセレクションポリシー


前回同様、しっかりプレッシャーの中で正確なプレーができるかという点。


――外国人選手はコロナ禍で帰国してしまって選出できなかった選手もいますか?


かなりの人数がいます。今回はワールドカップのときに滞在オーバーの選手もいたので、今回選出された選手はそこをクリアしています。(呼びたい選手でも)呼ぶことができなかった。(ライリー)だけは、10月に(居住条件を)クリアします。今回のコロナで帰国している選手は、日本を離れているので代表選考からは外れています。

――今後どのような観点で人数を絞っていきますか。


トップリーグでのパフォーマンス、ケガの状況等色々ありますけれども、大体、35名は絞り込めていますが、数名はこれからのの活躍を見て決めていきます。


――堀江翔太(パナソニック)や流大(サントリー)が選考から外れている理由は。


体調が万全ではないことと、外れたわけではなく、コンディションも含めてこちらから声をかけていきたい。すごく強いプレッシャーの中で何年もラグビーやってきたので、メンタル的にもリフレッシュさせてあげたい。(ふたりともそういう希望があった?)そうですね。


――ジェイミーHCの来日について


はっきり日程は決まっていませんが2週間の隔離を経て合宿には間に合わせる予定です。

――今後の対戦予定は


エコパの試合はテストマッチではないです。基本的に国内でやりたいというのを捨てきれなくて、そこをギリギリのところまで詰めています。ライオンズ戦が終わってからの話です。


――国内が難しい場合、プランBとして、出ているアイデアは?


海外に残ってということも想定しています。「隔離の2週間」がかなり厳しいので。


――海外に出場している、姫野、松島選手については


直接現地で合流になると思います。

SO前田土芽(NTTコム)

SO前田土芽(NTTコム)

――若手選手の強化プランについて


理想としたら、単独チームを作って遠征行ったり、海外で武者修行させてあげたい。日本代表でも活動できていないので。コロナの中で学生を集めるのは難しい。そこはアイデアを出しながら日本代表を目指す選手を見つけ出していかないといけない。


――どのくらい残ると想定していますか。


一番はじめに選んだ選手なので、経験値のある選手と若くて可能性がある選手を選んでいくと思います。



――秋のプランは?


今回はその頃にはコロナがどれだけ収まっているのか、オリンピックがうまくいっているか。ワクチン接種がどれだけ進んでいるかどうかも(影響があります)。テストマッチは数を増やしてほしいと岩渕専務理事にお願いしています。いつもよりは拘束時間を長くして準備していきたい。8月には呼びたい。10月~12月入るくらいまではテストマッチを進めたい。基本的には国内、遠征で5試合~6試合はやりたいと思っています。

――52人の中ではトップリーグのプレータイムが多くない選手もいます。どういう部分を評価してセレクションされている?


マフィーは力がわかっている。ビッグゲームをこなしている。齋藤直人選手も(ジュニア・ジャパンなどで)どういう選手かわかっているのでそこを基準にして(選考している)。


――前田土芽選手(NTTコム)について


走力もありますし、トップリーグでもプレッシャーの中でしっかりプレーできていたのでテストマッチレベルでどこまでできるか見てみたい。


――シオサイア・フィフィタ(近鉄)について


大学選手権でも、サンウルブズでも活躍していました。ストレスのある中でどれだけできるか。走力もあるし、体も大きい。プレーも学年を上げていくうちに柔軟性がでてました。そのあたりを代表の中で出せるかどうか。


日本代表候補選手 FW29名

HO中村駿太(サントリー)

HO中村駿太(サントリー)

☆2019年W杯メンバー  ※初招集

PR 淺岡 俊亮(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)0キャップ※
PR 稲垣 啓太(パナソニックワイルドナイツ)34キャップ☆
PR ヴァル アサエリ愛(パナソニック ワイルドナイツ) 14キャップ☆
PR 垣永 真之介(サントリーサンゴリアス)9キャップ
PR 北川 賢吾(クボタスピアーズ)3キャップ
PR 具 智元(HONDA HEAT)13キャップ☆
PR 中島 イシレリ(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)8キャップ☆
PR クレイグ・ミラー(パナソニック ワイルドナイツ)0キャップ※
PR 森川 由起乙(サントリーサンゴリアス) 0キャップ※
HO 坂手 淳史(パナソニック ワイルドナイツ)21キャップ☆
HO 中村 駿太(サントリーサンゴリアス)0キャップ※
HO 彦坂 圭克(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)0キャップ※
HO 堀越 康介(サントリーサンゴリアス)2キャップ
LO マーク・アボット(宗像サニックスブルース)0キャップ※
LO ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモレッドハリケーンズ)16キャップ☆
LO 長谷川 崚太(パナソニック ワイルドナイツ)0キャップ※
LO ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機ジュビロ)16キャップ☆
LO ジェームス・ムーア(宗像サニックスブルース)8キャップ☆
LO リアキ・モリ(日野レッドドルフィンズ)0キャップ※
FL 小澤 直輝(サントリーサンゴリアス)4キャップ
FL ベン・ガンター(パナソニック ワイルドナイツ)0キャップ※
FL ジャック・コーネルセン(パナソニック ワイルドナイツ)0キャップ※
FL 松橋 周平(リコーブラックラムズ)8キャップ
FL ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ)8キャップ☆
FL リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス)68キャップ☆
No.8 テビタ・タタフ(サントリーサンゴリアス)3キャップ
No.8 ナエアタ ルイ(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)0キャップ※
No.8 アマナキ・レレイ・マフィ(キヤノンイーグルス)27キャップ☆
No.8 姫野 和樹(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)17キャップ☆

BK23名

WTBゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ)

WTBゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ)

☆2019年W杯メンバー  ※初招集


SH 荒井 康植(キヤノンイーグルス)0キャップ※
SH 小山 大輝(パナソニック ワイルドナイツ)0キャップ※
SH 齋藤 直人(サントリーサンゴリアス)0キャップ※
SH 茂野 海人(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)10キャップ☆
SO 田村 優(キヤノンイーグルス)63キャップ☆
SO 前田 土芽(NTTコミュニケーションズシャイニンズアークス)4キャップ※
SO 松田 力也(パナソニック ワイルドナイツ)24キャップ☆
WTB 江見 翔太(サントリーサンゴリアス)0キャップ※
WTB ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス)0キャップ※
WTB シオサイア・フィフィタ(近鉄ライナーズ)0キャップ※
WTB 中野 将伍(サントリーサンゴリアス)0キャップ※
WTB 松島 幸太朗(ASMクレルモン・オーヴェルニュ)39キャップ☆
WTB アタアタ・モエアキオラ(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)4キャップ☆
WTB レメキ ロマノ ラヴァ(宗像サニックスブルース)15キャップ☆
CTB 梶村 祐介(サントリーサンゴリアス)1キャップ
CTB シェーン・ゲイツ(NTTコミュニケーションズシャイニンズアークス)0キャップ※
CTB 中村 亮土(サントリーサンゴリアス)24キャップ☆
CTB ディラン・ライリー(パナソニック ワイルドナイツ)0キャップ※
CTB ラファエレ ティモシー(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)23キャップ☆
FB 尾﨑 晟也(サントリーサンゴリアス)3キャップ
FB 野口 竜司(パナソニック ワイルドナイツ)13キャップ
FB ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ)0キャップ※
FB 山中 亮平(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)18キャップ☆


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